晩秋紅葉図


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【和の「写心」By Masaaki Aihara】

「晩秋紅葉図」長野県 戸隠 鏡沼
FUJIFILM GFX 50S + FUJINON GF32-64mmF4 R LM WR

11月14日にここで書いた、アメリカのf/64のグループも含めた作品展を東京・六本木の富士フイルムスクエアで開催されている。「アメリカ近代写真の至宝ギルバート・コレクション展」だ。生のプリントは、生でしか味わえない、ディテール等も解るのも当然だが、プリントから来るオーラも感じ取れる。オーラがある作品、それは撮影時の作家の魂と強い気持ちがプリントから放たれている証拠。だから素晴らしい作品展は見ていてとても疲れる。疲れが大きいほど、良い作品展だったと思う。

丁度、富士フイルムスクエアでギルバート・コレクション展を拝見したあと、近くの新国立美術館で開催されている東山魁夷展も拝見した。とても個人的感想だが、東山魁夷氏の作品はとても写真的だと思う。その理由は2つある。1つはタングステンフィルムの色温度に近い色の世界。3800-5000ケルビン周辺の青い色温度の世界でも、時として8000ケルビンぐらいのトーンも使う。この色温度をコントロールするような世界観、写真を学ぶ上でとても勉強になる。もう1つは遠近感。時として東山魁夷氏の作品は200-300mmぐらいの望遠レンズで切り取り、圧縮した効果が感じられる。特に北欧の白夜を描いた作品で僕は強く感じた。まさにアウトプットを印画紙ではなく、紙に筆で描いた、アウトプットの方法の違いだけ。とても作品を作るための勉強になる。そして何よりも濃厚なこってりした力強いオーラを、やはり東山魁夷氏の作品から感じた。

数時間で2つの力強い展覧会からたくさんのオーラを受けて帰りの電車はヘロヘロで眠りこけていた。GFX 50Sはその高画素で、大自然から来るすべての情報を受け止め表現できる。今回の作品では、主役は画面右隅と左の小さな紅葉。この2つがこの大自然の力強さを表現する。そして小さなポイントを強く訴求できるのがGFX力。高画素の力を借りて、僕も常にオーラがある、見ると力強く、そして疲れる写真(笑)を目指したい。






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by masabike | 2018-12-05 23:19 | 日本風景 | Comments(0)
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