佐藤秀明さん写真展 リコーイメージングスクエア新宿

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先日、新宿のリコーイメージングスクエアで開催されている 写真家の佐藤秀明さんの写真展にお伺いました。学生時代からの憧れでもあり尊敬する写真家のおひとりです。昔は角川文庫の片岡義男さんの、本のカバーと言えば、佐藤秀明さんというイメージでした

今回もとても素晴らしい写真展で、じっくり時間をかけられて、時を熟成させ被写体と向き合い、丁度良い距離感を撮られた素晴らしい写真展でした。デジタル化+SNS大流行になってから。どうだ凄いだろう!見て見て見て的な写真展が多い中で、じっくり写真家の目線を語ってくれる写真展でした。画像処理に頼り切っている方にぜひ見ていただきたいです(別に画像処理画がだめとは言いませんが、撮った結果成り行きで処理している方が多いです。現代アートみたに自分の心の中に近づけるために処理するのは大いに大賛成です)

写真家が被写体と向き合う、1つの答えを佐藤さんは見せてくれていると思います

実は僕の最初の写真集 「砂の大陸」は佐藤さんと片岡義男さんの「海まで100マイル」の装丁と構成をパクらせていただきました。その時に、佐藤さんと先方の版元さんに「同じようなデザインで構成で出したいので、お願いします」と許可をいただき、その後、佐藤さんとお食事する機会を設けていただき、本にサインまでいただきました。
実はサラリーマンの時に、「海まで100マイル」を買わせていただきました。24歳の時、会社の夏休みで初の海外旅行、しかも一人旅でモルディブに行きました。当時はエアランカ航空  日本就航 1ヶ月目ぐらいでモルディブはまだ日本で知られていませんでした。そのインド洋の島のビーチで1週間のんびりこの本を読み、見てとてもリラックスできたので、自分がもしオーストラリアの写真集を出すときは、オーストラリアに持って旅に行ける写真集にしようと思い、写真+文章の繰り返しの本にさせていただきました

久しぶりにお会いした、佐藤さん。やはり独特のオーラと優しさと写真家の厳しさが宿る眼をされていました。今回も心に残る良い作品ありがとうございました。家に帰ってからも、脳裏に思い出される作品、素晴らしいです。こうゆう写真展すくなくなりました

追伸

カメラの点検や写真展で、リコーイメージングスクエア新宿にときどき伺いますが、何度お伺いしても、僕にはやはりペンタックスフォーラムの方がしっくりします。ペンタックス名前が残っていないのがとても残念です。リコーさんもそこらへんに懐の深さを見せてほしいといつも感じます。余計なことでごめんなさい。でも板橋区民にとっては地元企業 ペンタックスは特別な存在なので・・・・




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by masabike | 2018-11-25 09:18 | 写真展 | Comments(0)
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