晩夏の午後 FUJIFILM X Series FBより

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【和の「写心」By Masaaki Aihara】

「晩夏の午後」北海道 積丹半島 余別付近
FUJIFILM XF10

バイクでのたちコケ、バイクの故障によるレッカー搬送と波乱万丈の夏の北海道ツーリング。最終日、小樽からフェリーで本州に向かう。だがこのタイミングで台風。接近する台風で日本海にはホラー映画に出てきそうな雲が渦巻く。

こんな波乱万丈の天気の時には意外とモノクロームが似合う。暗雲たなびく空をよりメリハリをつけるためだ。そして空の広がりを出すためにアスペクト比を16:9にした。さらに画面右に航路灯と堤防をいれ広く間を取ることで空と海の広がりを表現した。

昨年はインスタ映え大流行だったが、実は今モノクロのブームが来ている。事実、モノクロフィルムを詰めたカメラを持ち、渋谷界隈で撮影している、若い人たちをよく見かける。実はこれは美術史が証明している。派手な色彩や形が流行ると、反動でおちついた物の流れが来る。

実は自分の部屋に飾っている写真は落ち着いた色あるいはモノクロが多い。毎日見ていると、真っ赤な夕焼けとか、ド派手な花畑とか飽きてしまう。変なたとえかもしれないが、超激辛フードを三食毎日食べたら飽きてしまう。それと同じ。フォトブックなどを作るときに、1枚モノクロを入れると流れに変化をつけて面白いものになる。そしてモノクロの良い作品はぜひお店でプリントしてもらいたい。プロのプリントスタッフは、みなさんの写真の良さを100%引き出してくれる。WALLDECOR等を利用して、お家ギャラリーでぜひモノクロを飾ってほしい。2424万画素の高性能はきめ細かいモノクロームのグラデーションを再現しくれる。ぜひ秋から冬、良い光と雲が来る季節、素晴らしいモノクロームで部屋を飾って欲しい。

 


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by masabike | 2018-10-25 08:42 | 日本風景 | Comments(0)
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