54年ぶりの景色

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FUJIFILM X30


僕の部屋から庭越しに、見える景色が変わりました

我が家の路地を挟んで向かいにあった、築54年の木賃アパートが解体され、空と遠方のビルが見えています


小学1年生のころ、空き地にアパートが建って以来、我が家の居間からは大きな空が見えませんでした。それが大きく変わりました。


実はうちの町内でこの2年ぐらい古い昭和初期の住居が解体され、新築に変わる物件が多いです


目の前にあった、木賃アパートも311の時には、ゆれて台形にひしゃげるのが肉眼で解りました。家が倒れると思い恐怖を感じました。同時になぜか恐怖が大きくなり笑いが出てきたことを思い出しました。だからこそ解体されたのもうなづけます



我が町のエリアは関東大震災のあと、住む家を失った人々のために、昭和の初期に売り出された昭和の分譲地だからです

この時期に急に建て替える理由は多分、来るべき震災に備えてだと思います。特に熊本地震のあと新築が多いです

我が家も、熊本地震の後リホームしました

特に震災食後のNHKのメガクライシスという番組を見て、耐震建築 耐火建築に関する考え方の間違いと矛盾点がよく解りました

古い家を思い出とともに残す、これも大事です。でも思い出を残すために住んでいる人が、あるいは財産や資産を失っては、元も子もありません

窓から眺められる景色を見ながら、地震のことつくづく感がさせられます




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by masabike | 2018-09-24 15:10 | マイガーデン | Comments(0)
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