FUJIFILM X Series face bookより「星に願いを」

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【和の「写心」《番外編》 By Masaaki Aihara】

「星に願いを」オーストラリア タスマニア州 セントラルハイランド
FUJIFILM X-H1 + FUJINON XF16mmF1.4 R WR

オーストラリアでいつも一番驚かされるのが、夜空の美しさと星の数。この写真でもマゼラン星雲とおぼしきものが、画面左上に写っている。今年はオーストラリアで撮影を初めて30年目。初めてオーストラリアの砂漠でキャンプした時、その星空の凄さは美しさを超えて、怖さすら感じた。自分が宇宙に立っている、宇宙に存在していることを突き付けられた気がした。

そんな星空でのキャンプは読書に最適。静かな砂漠や森の中、撮影が終わり寝る前のひと時に、安らぎと宇宙と自分のつながりを考えさせてくれる。僕のキャンプでのお勧めの本は4つ。一番おすすめはカール・セーガン氏の「コンタクト」。この本を僕はオーストラリア中央部の白い砂漠で読んだ。天文学者が地球外生命体からのシグナルをキャッチするお話。テントの上には満天の星。自分は宇宙に一人ではないと本を読んで感じ、深夜の砂漠で涙した。

次にオススメが、ジェイムズ・P・ホーガンの長編SF3部作「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」。SF的視点から月の誕生の秘密、地球外生命体、銀河系規模でのストーリー展開。キャンプで翌日の撮影を忘れて深夜まで読みふけて「しまった」と思ったのがこの本。

オーストラリアの荒野という、まるで宇宙みたいなところで一人キャンプし撮影していると、このような本が想像力と好奇心をかきたててくれる。その心の力は作品に与える影響は大きい。特に僕の風景作品はコンセプトが「地球のポートレイト Earthrait(相原造語 地球+ポートレイト)」。宇宙規模の視点となることが作品作りに大きく影響する。どんなに機材が進化しても、撮りたい、映像にしたいと思う心が無くては、作品は生まれない。そしてXシリーズはその、高ぶる心の中を写真という形にコピーしてくれるマシン。ぜひ夏の夜空を見ながら、好奇心と想像力を刺激してほしい。それはきっとあなたの作品に大きな力となり、Xシリーズはそれをお手伝いしてくれるはず。最後に砂漠で読書して高ぶる気持ちを静めるには音楽。いつも荒野で寝る前に聞いていたのはリンダ・ロンシュタットの「星に願いを」だった。素晴らしい夏の夜空を!!





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by masabike | 2018-08-09 07:56 | タスマニア | Comments(0)
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