FUJIFILM X Seriesから 原始の森


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【和の「写心」《番外編》 By Masaaki Aihara】

「原始の森」
オーストラリア タスマニア州 クレイドルマウンテン国立公園(世界遺産)
FUJIFILM X-H1 + XF10-24mmF4 R OIS
撮影協力 タスマニア州政府観光局 カンタス航空

いよいよ梅雨が始まった。雨ばかり、あるいは雨が降らなくても、どんより空ではいい写真が撮れないとお嘆きの方も多いと思います。でも快晴だけが良い作品を生むわけではないです。雨だからこそ、あるいは曇っているからこそ撮れる被写体もあります。雨の日だからこそのしっとり感、曇天だからこその柔らかい光。そんな光に向いているのが森の中です。雨が降っていても森の中であれば、大きな木々が雨を防いでくれて傘がいらない場合もあります。

今日お見せする作品はX-H1のプロモーションのために今年の1月に撮影しました。タスマニアの数億年も変わらない原生林の中です。じつはこのクレイドルマウンテンの原生林は、1年のうち約250日が雨。だからこそ大地はビロードのような、美しい地衣類に覆われ、森は50メートル近いユーカリの巨木が立ち並んでいます。クレイドルマウンテンでは晴れていると、ダブ湖という美しい湖越しのクレイドルマウンテンを撮影します。でも雨や霧、あるいは曇りで遠景の風景がダメな時は、この苔に覆われた原生林の中を1日歩き回ります。雨が降ると、苔の緑はみずみずしさを増し、かつ水滴がまるで森の宝石のように輝きます。そして雨天の柔らかい光は森の中を、まるでディフューザーをかけたように、滑らかにかつ神秘的に照らしてくれます。約20年間、ぼくはこの森を撮らせていただいていますが、いつも新しい発見と感動と生命との出会いを与えてくれます。

あと森を撮る秘訣が1つあります。WBをマニュアル設定にすることです。AUTOですと、森のしっとり感が表現しにくいです。でもXならばEVFを見ながらWBのマニュアルでの色温度を設定できます。ミラー式カメラでは不可能なことです。実際の色と自分のイメージの色をEVFで目視確認しながら、誰でもできます。そしてX-T1、X-T2、X-Pro2そしてX-H1は防塵防滴処理が施されております。だからこそ悪天候下でも撮影に安心して集中できます。

しっとりした森の中で何日も撮影をしていると、森に自分が包まれていくのが感じられます。

 
まだまだ長い梅雨、ぜひ皆さんの近くの森、あるいは公園の木立の中に自分だけの雨の日スポット見つけてください。きっと晴れの日とは違う、光と被写体との出会いが待っています。

 





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by masabike | 2018-06-13 19:06 | タスマニア | Comments(0)
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