精霊の住む森 タスマニア

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FUJIFILM X Series FBより転載




【和の「写心」《番外編》 By Masaaki Aihara】

「精霊の森」
オーストラリア タスマニア州 デビルスギャレット
FUJIFILM X-H1+ FUJINON XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro
手振れ防止機能使用
撮影協力 タスマニア州政府観光局 カンタス航空

森の中を歩いていると、時として足元の小宇宙に出会うことがある。
この日もビロードのようなコケに覆われた森を歩いている時、僕の脳裏に小さなシグナルが来た。「見て見て 足元だよ」そんな感じだった。足元を見ると、小指の先ぐらいの小さな、苔の花?が咲いていた。精霊のような花が一生懸命、僕にシグナルを送っていた。レンズをマクロXF80mmに替える。足元はクッションプラントと呼ばれる苔。足場がフワフワしているのと、あまりにも苔の精霊が小さいので三脚は使えない。

苔の大地の上に腹ばいで寝そべり、手振れ補正をONにして撮影する。X-H1はボディー内手振れ防止機能だけではなく、そのフェザータッチのシャッターで、入力時のブレがX-T2 & X-Pro2よりもさらに押さえられている。それこそ、強く息を吹きかければシャッターが下りるのでは?そんな感じの繊細なシャッターフィーリングだ。

X100発売から7年。カメラやレンズさまざまな細かいところが熟成してきた。これは多くのX-photographerたちの現場での意見が取り入れられたことと、そして世界中のXユーザーたちの声が、カメラづくりに反映されているからだ。

ファインダーで小さな苔を見つめながら、大自然のSpiritと対話しながら撮影していく。カメラの存在を忘れ、大自然から来るSomething elseを感じ、それを作品にしていく。光と時に集中できる。ファインダーを通してではなく、被写体と僕がダイレクトに向き合っている感覚になる。それがX-H1の素晴らしさであると思う。空気のような存在でありながら、空気なくしては生き物が生きられないように、Xなくしては僕の作品は存在しえない。それがXシリーズ7年間の進化の神髄だと思う。



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by masabike | 2018-03-22 08:29 | タスマニア | Comments(0)
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