画は人なり

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国立近代美術館 横山大観展 ポスター

LUMIX G9Pro+LEICA12~60mm

美術館のキュレーターをしている家内のところに来た,国立近代美術館横山大観展ポスター。家内が今朝誇らしげに「この絵誰だかわかる?」とタイトルを隠して見せてくれました。直感で「横山大観」と言ったら、すごい!!なんでわかったの?と聞かれたので、山のエッジの感じと、迫力感が横山大観氏だと思ったからです。あとは独特の雰囲気です。多分、横山大観氏の脳内ではこのように見えていて、それを具現化したのが、彼の写真作品だと思います。だから頭の中にイメージがあって、そのアウトプットの方法が印画紙を使った写心から、絵の具を使った絵画に代わっただけだと思います。だから脳内で作り上げる、心のイメージがいかに大事かわかる作品だと思います

そして、その人の心はもちろん人が作ります。それは正確に言えば、その人の人格、生い立ち、人生が創り上げていると思います。先月ある団体にプレゼンをさせていただきました。あと簡単なバイオグラフィーも出させていただきました。その時に「作品と同じくらい、あるいはそれ以上に人間性も問う」と言われ、かなり焦りました

今回の横山大観展覧会、作品も大事ですが、一番大事なのはキャッチコピーにもなっている「画は人なり」 これが一番大切です。 写真もカメラという機械を通して光を見て作品を作り上げますが、撮った写真になぜか心のありようが出てしまいます。無になって撮った写真、頼まれて仕方がなく撮った写真、喜び感動して撮った写真、集中力が落ちて、惰性で撮った写真。心が迷っているときに撮った写真。自分の作品でもなぜか心や人が出てしまいます。

CP+で多くの作品を見ましたが、テクニックに頼りすぎて、人となりが見えてこない作品が多かったです。作品というよりも作例と言ってしまったら失礼ですがそんな感じです。での中には足を止めて見入ってしまう作品も随所にありました。どんな作品が良くても、そこに出てくる人間性が貧相では作品も貧相になります。以前「国家の品格」という本を拝読しましたが、写真も、そしてあらゆるアートも同じです。「作品の品格」これがにじみ出る作品にしたいです。そのためには、レンズやカメラソフトウエア―に頼るのではなく、おのれの心のありよう、生き様を磨くことだと思います。まだまだ自分でも「ひよっこ」です。人生11秒 すべての時に真剣に真摯に生き、と集中力を持って臨まないと、「画は人なり」にならず「画は機材なり」になってしまいます。

機材や画像処理等テクに頼っては、いつか他人にまねをされたり、似たような作品群に埋没します。そうならないように己の心と人としてのありようを研ぎ澄ませて、生きてゆきたいです

今年はオーストラリアを撮影始めて30年、今一度、初心に帰り一層の熱意と、まじめに被写体に向き合いたいと思います。皆様「画は人なり」と言っていただけるように精進させていただきます







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by masabike | 2018-03-13 11:34 | 写真アート | Comments(2)
Commented by K.Yamada at 2018-03-13 20:55 x
たまたま、冠婚葬祭への出席のため、九州から上京する用事があり、「2018CP+」と「ニコン ミュージアム」に行くことができました。
2018CP+では、写真家相原正明さんのお話が聞け、感動しました。サインが欲しかったですが、泣く泣く我慢しました。
以前もコメントしましたが、相原正明さんは、「美声」と再確認しました。

私の場合、まずは、写真撮影のマナーを守り、「アマチュアの品格」に心掛け、そのことによって、下手であっても「この写真は、K.yamadaさん撮影」と言ってもらえるような個性のある作品を目指したいと思います。
Commented by masabike at 2018-03-13 23:21
K.Yamadaさんへ
 ご来場ありがとうございました。次回はご遠慮なくお声掛けお願いいたします
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