クレイドルマウンテン by FUJIFILM X-H1

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「Evening Dusk」
オーストラリア タスマニア州クレイドルマウンテン(世界遺産)
FUJIFILM X-H1+FUJINON XF10-24mmF4 R OIS
撮影協力 タスマニア州政府観光局、カンタス航空

タスマニアは世界で最も空気がきれいな大地。タスマニア州観光親善大使を務める僕は、世界各地でタスマニアの魅力を伝える講演をした際に尋ねられることがある。「タスマニアの一番のオススメグルメは?」僕は迷わず“Air”と答える。世界中の国がいろいろなグルメ自慢をする中で、タスマニアの最高のグルメは空気だ。そのピュアな空気が生み出す光と色は写真家にとって、最高のごちそう。今回、生まれたばかりのX-H1に世界最高のグルメが作り出す、光と色をお腹いっぱいに食べさせてあげた。

ただタスマニアは“40 Degrees South”と呼ばれる、南極の暴風雨圏に入っている。1日の間に四季がある。今回も真夏の撮影だったが、ある朝は気温零度、車の窓ガラスが凍り付いていた。でもその翌日は気温30度、ビーチで泳いでいた。そして今回の作品のクレイドルマウンテンは、年間250日以上が雨。目まぐるしい気象変化は、タフな環境で作品を生み出すために作られたX-H1にとって最高の誕生プレゼント。2週間にわたる800GB近い撮影も無事こなし、酷使された新品のX-H1はボロボロになり日本に帰ってきた。でもボディーの傷は勲章だと僕は思う。どんな素晴らしいスペックが搭載されていても、カメラが動いてシャッターが切れ、作品を残すことが出来なければ、ただの金属の箱。2週間、X-H1は僕の心にいつも「大丈夫、任せて」と語りかけてきてくれた。最高の機材はスペックではなく、人生に1度しかないかもしれないチャンスに裏切らないカメラだと思う。
最高の空気が生み出す光を、最高にタフな旅の友が満足のいく作品にしてくれた。帰国して荷物の整理をしたとき、僕のカメラバッグの中にFUJIFILM X-H1の指定席が確保された。次はあなたのカメラバッグに新たな指定席を確保する番です。

 
2月24日・25日ヨドバシカメラマルチメディアAkibaにて相原正明さんによるXトークショーを開催します。ご予約は要りませんので、ぜひお気軽にご参加ください



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by masabike | 2018-02-23 09:08 | タスマニア | Comments(0)
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