FUJIFILM X series Facebook 12月7日より転載  ランドスケープに思うこと

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「道東 月の出」北海道 藻琴山より撮影
FUJIFILM X-T2 + FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR

最近、大きな風景を直球勝負で見せるThe Landscapeという作品を見ることが少なくなっている。やはり風景写真の王道は、大きな風景をがっちり見せること。ここでも足元の風景や脇役も見逃さないようによく書いている。ただそれも全て、大きな風景をしっかり撮る作品があってこその、対比である。

この記事が出る時は残念ながら終わってしまっている、フジフイルムスクエアで開催されていたアンセルアダムス写真展。風景写真はこうあるべき、そして写真を撮る基礎がすべて詰まっていた。アンセルアダムスの視点の素晴らしさは、きっちりした基礎と、細かい繊細な観察力、そして丁寧な撮影姿勢だと僕は思う。一番僕が好きな作品は「月の出、ヘルナンデス、ニューメキシコ」永遠に追いつきたい作品であり、お手本であり、憧れであり、そして暴言かもしれないが、いつか追い越したいと思うライバルの作品。

XF16-55mmはスタンダードなズームレンズ。でもしっかり撮りたいと思う心を、この真面目に作られたスタンダードズームレンズがサポートしてくれる。作品をプリントとして残すこと、それを考えて作られているのがXシリーズであり、FUJINONレンズであり、そして富士フイルムプリントシステムだと僕は思う。これから冬本番、雪に覆われた綺麗な山並みや雪原が楽しめる季節。ぜひ被写体と対峙して、真向、直球勝負のlandscape作品を撮っていただきたい。



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by masabike | 2017-12-12 08:28 | 日本風景 | Comments(0)
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