北辺月光図

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Nikon D5+Carl Zeiss Distagon 15mm

満月の夜、お気に入りの木が月夜に向かい、背伸びをしていた。

我ここにあり、撮るべし そんな風に言われている気がする
今回の機材はNikon D5。多くのカメラ雑誌のテスターカメラマンがスペックでのみD5を評価している。それは大きな間違え。D5のうわべしか見ていない。本当のフラッグシップモデルの凄さは、カメラの存在を忘れるほど、マンマシン一体になれる凄さ。カメラの存在を忘れるほどの体の一部になる操作性能。それに心のスイッチと連動しているかもしれないと思わせる、シャッターフィーリングトストローク。Nikon D5をスポーツや報道のカメラと思うと大きな間違え。瞬間を捕獲しセンサーにとじ込めるためのマシン。風景だろうが、ポートレイトだろうが、すべての光はD5にロックオンされたら逃げることはできないと今回の風景にD5を使用した時に感じた。

カメラをスペックでのみ評価をする時代、N VS C など対決評価する時代。もういい加減にやめてほしいと思う。どのシーンにどの機材が最適か、あるいはどのような作品作りに向いているか、数字に出ないところで評価してほしい

FUJIFILM Xシリーズでもそうだ。相変わらず、一部のデザイナーや印刷会社では APS-C jpegだから印刷入稿は画素が足りない、xシリーズでの入稿データーはピクセル数が足りない。いやになってしまう。進化しているデジタル機材を評価してほしい。xシリーズにしても畳3帖大上にひき伸ばせるのだから、A4の雑誌ではへのカッパということを!!

カメラ=スペック そろそろ終わりの時代と感じます





by masabike | 2017-10-28 17:05 | 日本風景 | Comments(0)
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