富山地方鉄道 栃屋駅

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FUJIFILM Face bookより転載


【和の「写心」 By Masaaki Aihara】

「家路の時」富山県 富山地方鉄道 栃屋駅


FUJIFILM X-T2 + FUJINON XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR


フィルムシミュレーション Velvia/ビビッド

日本にいると明確な四季の移ろいがとても楽しみであり、かつ写欲が湧きたてられる。オーストラリアで撮影していると、明確な四季の無いエリアが多い。あ



るいは雨季と乾季にしか、分かれていないエリアも多い。ただその分、自然はダイナミックだ。メガサイズステーキみたいなのがオーストラリアの風景とした




ら、日本の四季は懐石料理みたいな季節に彩られた繊細さ。どちらもそれぞれ味わいがある。



秋の風景を探しに北陸・富山を訪れた。イメージとしては稲穂実る田んぼの向こうに、北アルプスの山並みが見え、かつ日本海からダイナミックな雲が押し寄




せる。イメージに合う、田んぼを探して農道をバイクで走っていると、目の前の踏切の警報機が鳴りだした。あわててバイクを停め、カメラをセットする。秋




の雲の切れ間からの斜光が、緑の駅舎と電車を、稲穂の海から浮き立たせてくれた。X-T1はじめXシリーズは、皆様ご存知の通り、圧倒的な色彩表現。まさに




心の色(記憶色)が撮れるカメラシステム。だが実はこのカメラの本領はもう一つある。シンプルで扱いやすい操作性。最初にX100を作るとき、僕を含む数名




のフォトグラファーが、メニューや操作を1つ1つ、これはいらない、これは必要と精査していきました。またボタンやスイッチ類も一つ一つ、討論しまし




た。年齢や性別あるいは撮影カテゴリーも異なる複数のフォトグラファーたちで、ひとつひとつ、自分たちがとっさの時に使ってどうかと、推敲しながら造り






あげたのが、Xシリーズです。無償ファームアップによる進化も含め、スペックに出ない凄さがXの魅力です。ぜひ秋の素晴らしい、一瞬の光との出会いをXシ





リーズで狙ってください。そして、「撮れた!!」と思ったら、ぜひ「富士フイルムフォトコンテスト」にご応募ください。10月20日締め切りです。ちなみに





ネイチャー部門の審査員は、僕がやらせていただきます。皆様のご応募をお待ちしております。

 
「第57回富士フイルムフォトコンテスト」について詳しくはこちら
https://www.fujifilm.co.jp/fpc/

 


by masabike | 2017-10-16 16:54 | 鉄道写真 | Comments(0)
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