Otus 28mm+Nikon Df

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Nikon Df+Zeiss Otus 28mm

Nikon Dfは発売してすぐに購入して、街撮りスナップや鉄道撮影に使っていた。正直言って風景にはあまり使用していなかった。先日写真業界のある先輩H氏から「Df,D4のセンサーを使用しているからニュートラルな色なので風景にいいと思うよ。特にzeissと組み合わせたら透き通るような発色になると思うよ」とアドバイスをいただきました。でもその時「Dfの方が画素が低いので、質感とか奥行き感はどうですかね?」と尋ねると「アーカイブ的な作品でなければ、鑑賞距離が重要なので、色のバランスの良いDfの方が、プリント作品にしたときに全体が整うと思うよ」といわれて、今回初のDf+Zeiss Otusで風景を撮りました

結果はとてもニュートラルな色で、D800&810系よりも自然な描写であると個人的には感じました。確かにプリントした際の鑑賞距離というのを計算するのを忘れていました。プリントの鑑賞距離で考えると、さすがフラッグシップのセンサーなので、画素数よりも写真の絵柄全体のまとまりと諧調がとても自然です。特に空の部分の諧調が、D800&810系よりも滑らかに感じます。画素が3600万画素無いとはいえ、フルサイズ機。よく考えたら全倍ぐらいのプリントであれば問題ないはずです

鑑賞距離ということを改めて今日考えさせられました。併せてNikon Df、羊の皮をかぶったオオカミ的なスナイパーカメラです。撮り手が上手であれば、3Dトラッキングを駆使してジェット戦闘機でも撮影できます





by masabike | 2016-08-11 23:29 | カメラ | Comments(0)
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