我が家に残っていた大東亜戦争

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 三連休、たまには家の整理と思い、我が家の金庫の書類を整理していました。すると保存重要という、うちの親が書いた文字の封筒が出てきました。遺言かな?とでも思い中を整理して出てきた事務的な書類の中から上のような封筒が出てきました。

表題は「戦時郵便貯金切手」裏には何と、東宝の円谷特技監督初作品?の「ハワイマレー沖海戦」の広告が。

開けてみるとこんなものが

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中から出てきたのは、戦時債権の書類。ようは戦争随行のために勝つまでは、我慢しましょうと国民が買わされた債権です。ご存知のように戦争の敗戦の結果、これは紙くずになったはずです。多分うちの親はその悔しさとどうにもならない思いで、これを残したのかもしれません。そして・・・・


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もう2つ書類が出てきたのが、昭和20年5月25日の空襲で我が家が全壊になった時の、罹災証明書。うちの両親はその日、B29が編隊でやってきて、日本の飛行機が近づくと、まるで蚊取り線香にやられた蚊が落ちるようにぱらぱら落ちてきたと言っていました。その時、これで戦争は負けるんだなと思ったそうです。戦後71年、我が家の金庫からこんなものが出てきてビックリしたのと、まだ家の中に戦争があったのだと痛感しました。フランスでテロがあり、トルコでクーデーターがあり、ISやタリバン、アルカイダ さらに北朝鮮どこを向いても戦争だらけ。東シナ海、南シナ海もきな臭いです。そして我が国の政府も?です

二度とこのような債権を買わされたり、このような罹災証明を受けることのない世の中にしていただきたいです。都知事選、真剣に考えさせてもらいたいです








by masabike | 2016-07-17 17:08 | ファミリーヒストリー | Comments(0)
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