裂の時代

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銀座にて


昨日お昼ご飯を食べながらニュースを見ていた。はるかヨーロッパからまさかのニュース。リーマンショックの時の悪夢がよみがえってきた。当時撮影を頼まれていた、海外の高級リゾートがいきなり倒産。そこの撮影はかなり大がかりで、3か月ぐらいはそこを最優先の予定で(ロケがトータル1ヶ月ぐらいあった、しかもオールフィルム撮影)スケジュールを開けておいた。おかげで倒産後3ヶ月はほとんぞお仕事無い状態。他のクライアントも広告費縮小やイベントキャンセルで大変で、相原写真事務所最大の危機でした。でもリゾート撮影前に、何か虫の知らせで撮影を引き伸ばしていたので、フィルム&現像代や、航空券などの実費支出の被害はなかったですが…気分的にかなり重かったです

 昨年11月、ある運命鑑定師という方が、「来年は裂けるという文字が出る年、多くの国で国境の問題、分裂の問題が起きると思う。特に予想もしないところで大きな分裂が起きるはず」と言われた。中国かなと思ったのですが・・・・

昨日のニュースでイギリス人の20代の女性が「私たちは大英帝国だから、単独でもやっていける大丈夫」というコメントがあり、恐ろしくなりました。ジョンブル魂というのもありますが、過去の栄光の亡霊に取りつかれている感がありました。友人でイギリス在住の人が「鉄道発祥の国なのに鉄道のシステムや、ほかのシステムもめちゃくちゃ、でも何かというと、自分たちが産業革命を起こしたというプライドだけがすごい」というのを聞いたことがあります。過去の亡霊を探し求めるゴールなき旅に
世界がつき合わされた感があります。100年後の歴史の教科書に「2016年6月24日(日本時間)はヨーロッパ崩壊の日」「これ試験に出ますから覚えておくように」とならないことを祈ります。


by masabike | 2016-06-25 08:20 | Comments(0)
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