ベルリンの天使



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FUJIFILM X-T1+FUJINON56mm  Berlin Aug 2014

久しぶりに家でのんびりする時間がとれたので映画を見ました。通称「ベル天」こと「ベルリン・天使の詩」 ヴィム・ベンダースの名作です。前から一度見たかった映画です。「パリ・テキサス」の時もそうですが、なんでこんなはじまり方?このシーンはいったい何を言いたいのから始まり、難解なのですが、気が付くとヴィム・ベンダースワールドにはまっています。この作品もまさにワンカットワンカットが素晴らしいスチール写真。それが2時間続いている。そんな印象でした。ライティングの絶妙さ。フレーミング、バックの処理。見事です。そしてモノクロからカラーへのスイッチ、更にカラーでの赤の使い方のうまさは、パリテキサス同様、絶妙です。これほど赤を上手に印象的に使う、動画&静止画含めて、彼が最高なのではと思います


映画を見たというより、2時間お勉強させていただきました、という感じです。もっともっと自分の作品の色の配色。バックの処理、見直さないとと思いました。もう一度今晩は、布団の中でイメージトレーニングしてから寝ることにします。眠れそうにないな・・・・・・


by masabike | 2016-05-31 21:52 | 写真アート | Comments(0)
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