和歌山大学 観光学部 講演

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昨日、和歌山大学観光学部で2時間の講演をさせていただきました。多くの学生さんにお越しいただき、とてもうれしかったです。昨日のテーマは地球のポートレイト。オーストラリア・アウトバックとタスマニアの写真を中心に人と自然のかかわり方、地球をなぜ一つの生命たとしてみるかなどなど2時間にわたりお話ししました。でもまだ話したりないです。あと4時間ぐらいは話せそうです。よく講演の時に、原稿は見ないのですか?と聞かれます。もちろん原稿なしでの公演です。原稿はすべて頭の中に入っています。だから聞く方の表情やその場の空気感を察知することができます。その場その場に併せて、話もアレンジいたします。自分では「地球の語り部」だと思っております

最後に質疑応答をしましたが、かなり皆さん鋭い質問が多いです。写真関係の講演ではないので、逆にカメラのハード面に関する質問がないので、写真家としては作品の哲学や取るときの内面性を聞いてくれるのでとても楽しかったです。一番鋭かった質問は「初期の砂漠の作品と、後半のタスマニアの森の作品と、感覚や視点が違うのですがどうしてですか?」という質問です。オーストラリアで過ごす時間が長くなり、より内面世界が変化していくことを、気づいた質問でした。さすがという感じです。また近いうちに和歌山大学で講演したいです。こんなに楽しく、かつ刺激を受ける講演は初めてでした。和歌山大学の学生の皆さん、そして機会をいただいた木川准教授、ご縁を作っていただいた花團治師匠ありがとうございました







by masabike | 2016-02-03 07:16 | トークショー | Comments(0)
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