







金沢の2夜目の夕ご飯は、奮発して少し高そうなお寿司屋さん「蛇の目寿司本店」に行きました。香林坊の交差点からすぐです。3年ほど前にも家内と行き、美味しい思い出のあるお店です。
今回は家内の母と3人で行きました。カウンターでお任せ3000円コースをお願いしました。地元金沢の辛口のお酒と、ホタルイカが良く会います。お寿司はもう、ほっぺたが落ちるぐらい美味しかったです。
でも今回このお店で感動したのが、お店のホスピタリティーでした。途中、旅行者のスペイン人が入ってきました。JAPANと書いたトラベルガイドブックを持っていました。すると70歳近い女将が英語で対応を始めました。もちろん英語メニューも用意しています。お寿司が出てくるまで、女将さんが「どこから来たの?」「何日日本に滞在?」「今日から兼六園の夜間ライトアップがあるから行きませんか?行くのだったらこのバスが便利ですよ」などなど、片言の英語ですが。一生懸命にお話しされていました。スペイン人の観光客も「九州は暖かかったけど、ここは寒い」とかいろいろ旅の思い出を話していました
金沢に来て、いろいろなお店に入りましたが、きめ細かな対応が素晴らしかったです。先日ブログにも書いたように、ウナギの「浜松」というお店でも、こちらの2人でうな重1人前でもよいですかというおねがいに快く対応していただき申し訳なく思うと同時に、また次回金沢に来て、次はきちんと1人前を食べようと思いました。とても大事なおもてなし、ホスピタリティーだと思います。
素晴らしいおもてなしは、思い出や、素晴らしい景色、自慢の料理の味を何倍にもしてくれます。でも逆は二度と来ないことになります。
1989年僕は、2度目のオーストラリアに行きました。1度目でとても気に入った西オーストラリアのエスぺランスとアルバニーという2つの町に行きました。
アルバニーという町を散策していると、クッカバラという名前の小さいけれどおしゃれなレストランがありました。お店に入り「一人でもよいですか?」と尋ねると、気さくにかまいませんよと言うことで、週末の込み合う時間に一人で席を取れました。オーダーをして料理が運ばれてきた後、オーダーを取ったマネージャーが「旅で一人で食べるのはさびしいだろうから、君と一緒に食べていいかな?」と尋ね「もちろん」というと同じメニューを横で食べてくれて、いろいろオーストラリアの話をしたのをよく覚えていますし、そのようなことがたくさん、経験したのでオーストラリアが大好きになり、ここを生涯かけて撮ると決めました。ホスピタリティーは人生を変えることもあります
話を戻すと、北陸キャンペーンで金沢がダントツに集客が良いというのは、兼六園やお城だけではなく、それを支える人と文化の部分が多いと思います。加賀・前田侯が武より文化の発展に貢献したことが、この21世紀に大きく結びついたと思います。今写真展をやらせていただいている富山県、応援しますので是非、この文化と人、観光のキーとして頑張っていただきたいです。僕の写真展を見てくれて、生涯富山県を撮ってみたい、あるいは富山から新しい写真家が出てくれればと思います
追伸
蛇の目寿司はお任せ握り3人前とお酒2合と追加でブリを頼んで3人で12000円でした。お安いです。あとお醤油の小皿も九谷焼でした
12月12日 桂花團治師匠をお呼びしての、落語の世界 スライドトークショウとFUJIFILM Xシリーズイベント
12月13日 富士フイルム Xシリーズを使用しての撮影セミナー
12月19日 Zeiss Otus 55/85mmを使用しての撮影セミナー
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