今日、東京・神田のプロラボ写真弘社で、ミュゼふくおか写真展のための最後のプリント検品をしました
今回の写真展のプリントの目玉は3つあります。1つはX-T1RAWデーターより加工した、パノラマ作品を長辺2メートルの和紙にプリントした作品26点による富山風光山水図。2つ目はNikon D800EとZeiss Otusレンズでの作品をラムダモノクロ銀塩プリント 長辺1.5mによる作品5点構成によるKatachi。
どちらもそれぞれのカメラの持つポテンシャルを最大限に引き出した作品。データーの限界まで引き伸ばすには、やはりプリントの匠たちの力がなくては不可能だ。自分が表現したいものを、詳しくプリンターに伝え、思い切り大きなプリントで表現した
そして今回の写真展最大の目玉は、3メートル掛け軸プリント。富山のチューリップとタスマニア・クレイドルマウンテンを巨大プリントにしました。チューリップの花が、写真弘社さんのスタッフの顔よりも大きいです
これもX-T1+FUJINON 50~140mmです。これだけ引き伸ばしてもX-T1RAWデーター破綻しません。さすがプリントを知りつくした、富士フイルムの撮影データーです。写真は最終的にプリントしてどれだけの価値があるか、そして写真展では作品の大きさと言うのはとても大事です。特に美術館レベルでの作品展では、大きさと言うのも写真の力の一つとなります。小さな画廊と違い、美術館の巨大なスペースに負けない作品が大事です。
ベルリンにあるヘルムートニュートン写真美術館にはいると、正面に5メートル近い巨大なヌード作品があり、入館したそばからヘルムートの世界に引きずり込まれます。また以前、ミース設計のドイツ国立美術館で拝見した、杉本博さんの展覧会も巨大な作品群でした。そしてキュレーターの人たちも、大きくすると良い写真は力が出てきて、ダメな写真はあらが出てくると言っています。大きな写心力お見せします。ぜひ11月7日からのミュゼふくおかカメラ館での個展"DOuble Portrait"お越しください。写心が皆様をお待ちしています。
相原正明イベント
11月7日~1月11日 ミュゼふくおかカメラ館 で写真展開催
11月7日 ミュゼふくおかトークショウ
11月8日 ミュゼふくおか ニコンフェロー 後藤哲朗氏とのスライドトークショウ
12月12日 桂花團治師匠をお呼びしての、落語の世界 スライドトークショウとFUJIFILM Xシリーズイベント
12月13日 富士フイルム Xシリーズを使用しての撮影セミナー
12月19日 Zeiss Otus 55/85mmを使用しての撮影セミナー
11月14日東京・
中野フジヤカメラさんにてFUJIFILM Xセミナー開催いたします
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