富山湾 黎明を見て思う

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FUJIFILM X-T1+16~55mm


夜明けの富山湾、立山から吹きおろす風が心地よい。標高2700メートルから海抜ゼロまで今回の撮影は、バラエティーに富んでいる。それでも地球の覆う、成層圏という薄い膜の間で、バクテリアがわずかに動いた程度。宇宙はどんなだろうと考える。この富山でノーベル賞をとられた方が出た。彼はこの素晴らしい郷土の風景を見ながら、宇宙の在り方、宇宙の真理を考えていたのだろうか?素晴らしい景色は、素晴らしい数学者とか物理学者を生み出すと、国家の品格を書かれた藤原正彦さんがおっしゃっていた。今朝の風景を見ながらそう考えさせられた。家の中でゲームばかりしている子が、いくら偏差値が良くても、いくら東大に入っても、夢のある発想、大きなビジョンを考えられるのだろうか?世の中のお母さん、お父さん、お子さんにぜひ人生が変わるようなすばらしい景色を見せてあげてください。塾に行くよりも、家庭教師をつけるよりも、まずそしてお子さんに地球と対峙させてあげてください。そうすればどんな有名な学校に入るよりも、どんなに偏差値が上がるよりも、素晴らしい未来が開けると思います。


by masabike | 2015-10-08 07:53 | 日本風景 | Comments(0)
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