プレゼンテーション力

f0050534_21314596.jpg

昨日、親せき食事会の前に時間があったので、家内とぶらりと銀座SONYビルのSONY Aquariumに入りました。正直言って言葉を失いました。すごいです!はじめはジンベイザメの単なるきれいな映像と思っていましたが、そのプレゼンテーションに驚かされました。僕はSONYのカメラは持っていないので、すこし勉強不足の感もありますが・・
最初は沖縄 美ら海水族館のジンベイザメにカメラをつけてサメの視点で海の中を見せます。まずその7・5メートルの画面で見せられる迫力と視点の変化。次にソニー一眼レフαで4Kで撮影した水中映像。高精細の画像とサラウンド音響システムでSONYワールドに引き込まれました。あっという間に20分の映像が終わりました。しかも無料です。夏休みで会場は満席立ち見です。家族連れや外国人観光客がおおいです。もしカメラを買いたい、あるいはカメラに興味がない人がこれを見たら絶対に次に買うのはSONYのカメラにしようと思います

カメラマニアやプロはいろいろスペックや操作性を言うかもしれません。でもお客様の心にカメラはSONYだというブランドを植え付けるプレゼンテーションとしては大成功です。僕がもしアマチュアで、これからカメラを買おうかなと思い、あの映像を見せられたら迷わずSONYを選ぶと思います。同じことがキヤノンにも言えます。テレビでいろいろなショートストーリーのCMや5分間のEOSで撮影した番組を見せられると、やはりこれから趣味で映像をするならEOSかなと思ってしまいます。カタログもお客をその気にさせます。この2社に共通することはエンドユーザーに対するプレゼンテーションが上手であることだと思います

スペックや専門用語をいくら並べても、90%の人がわかりません。それよりも心に残るイメージです。デジタルになりそれは静止画像だけではなく動画であり音楽や音もあ入ります。そして紙媒体だけではなくモニターでのディスプレイもあります。最終的なアウトプットをどう見せるかが勝負です。フィルム時代は、その当時はカメラメーカーの仕事は撮るまでです。ほとんどのアウトプットの部分はKodakやFUJIFILMが担当していました。でもデジタルになりカメラメーカーはアウトプットまで考えなければなりません。ですがいまだに多くのカメラメーカーはアウトプットのプレゼンテーションまで考えていない気がします。このアウトプットのプレゼンテーションが成功するブランドがこれからの映像ブランドの覇者となると思います。それはカメラだけではなくタブレット等も含めてです。良い物さえ作ればみんなわかってくれる、そんな時代が終わったかなと考えました。よい物を作りそれを誰の心にも残るように伝える。それが大事だと。業界用語でいう「キラーフォト」です。更にいうならば「キラーイメージ」です。真夏の銀座で、7・5メートルのスクリーンの中を泳ぐジンベイザメを見ながらそう考えました

追申

実は初めてのデジタルカメラの仕事はSONYのサイバーショットでした。2001年の暮れでしたが・・・・その当時サイバーショットでオーストラリア旅日記をSONYのHPにUPしました。それがデジタル初仕事です





by masabike | 2015-08-16 21:55 | 写真アート | Comments(0)
<< 山下裕之写真展  アナザーワールド お盆は親戚お食事会 >>