光の一滴2

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Nikon Df+Zeiss 135mm


遠くに行かなくても作品は撮れる。そしてもう一つ、高画素でなくても作品は撮れる。僕はNikonではD800Eとdfを使っている。だが風景を撮った時、あるいはアウトドアでの撮影の時、色の繋がり俗に言う諧調はDfの方が好きだ(個人の好みもあると思う) 特にプリントした時の色の諧調の滑らかさはD800系よりも好きだ。D4と同じセンサーを搭載するdf。もしかしたらニコンフラッグシップの神髄はここにあるのかもしれない。だとするとD4Sのセンサーを搭載したDfⅡが欲しくなる。

昨今、4000万画素5000万画素のデジイチが評判を呼んでいる。スペック的には面白い。でも日常で必要なのだろうか?200%300%拡大してみる事がどれだけ必要だろうか?5メートルぐらいに引き伸ばすことがどれぐらいの頻度であるだろうか?富士フイルムのXシリーズでさえプロラボにオーダーすれば畳3畳大まで引き伸ばしが可能だ。このブログやFBを見ている方で、うちのリビングに飾るのには3畳大では足りない、5メートル以上のプリントが欲しい。どれぐらいいるだろうか?

過去5年間、自分の作品で5メートル近いプリントに下のは数回のみ。マンモスYukaの会場展示とあと数回の不動産広告のビルボード。それぐらいだ。D800Eの画素数でも充分すぎるぐらいだ。それよりも一番大事なのはカラーでは色と色の繋がり、モノクロでは黒から白へのトーンの変化。そのつながりが作品では一番大事。いくら高画素でもお家プリンターでは不可能だ。F1マシン並みのエンジンとシャーシーを買ってきて、そこに格安セールで買ったタイヤをつけるようなものだ。光を取り入れるレンズ、その光を定着させるボディー、そして定着させた光を出力するプリンター、このすべてが揃い調和がとれないとよいプリント、つまりよい作品は得られない。

自分の作品に何が必要か?自分の目的に何が必要か?どこまで自分でハンドリングできるか?もういい加減にスペックで写真を撮るのをやめる時代が来たのかもしれない。そんなことを家の近くで撮りながら思った。正解は身近にあるはずだ、そして正解にふたをしているのは見栄だけかもしれない

追申

ブログやFBにまたステハンドルや「通りすがりの」というコメントが来そうだ。







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by masabike | 2015-07-01 17:41 | 日本植物 | Comments(2)
Commented by hajimetaniguchi at 2015-07-01 19:50
初めまして、いつも楽しみに拝見させていただいています。
私が Df に感じている魅力はこういうことなのかと、相原先生の具体的な言葉で初めて理解することができました。ありがとうございました。
Commented by masabike at 2015-07-02 09:15
hajimetaniguchiさんへ
Dfはニコンの良心だと思います。これからもよろしくお願いいたします。あと先生でなくてもよいので・・・
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