花團治師匠(蝶六時代)楽屋でのお小言

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FUJIFILM X-T1+10~24mm


昨年の桂花團治師匠(蝶六師匠時代)の独演会終了後の楽屋。高座は放蕩息子の若旦那が恋していた花魁と別れて、その後花魁が悲しみで亡くなるお話。噺の佳境で若旦那が亡くなった花魁の位牌を見て泣くシーンがあった。春之輔師匠はその時の若旦那が持つ位牌の持ち方が悪いと、拍手喝さいの高座を降りた直後の花團治師匠にお小言アドバイス。厳しいです。楽屋にいたちんどん通信の林さんも前座さんも緊張しています。でもこの厳しさがないと芸は伸びません。どの分野でも「おれは極めた」なんて発言する芸人さんやアーティストはおしまいです花團治師匠もこのあと「大変ですね」とお声掛けしたら「死ぬまで修行ですから」と。死ぬまで修行、これはすべてのことに通じます。最近自分の修行が甘くないかどうか今日は一日考えてみます


by masabike | 2015-05-14 08:53 | 落語 | Comments(0)
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