オーラ 桂蝶六師匠 

f0050534_21571346.jpg










f0050534_21571354.jpg















f0050534_21553740.jpg








f0050534_21544511.jpg
FUJIFILM X-T1+55~200mm


忘れもしない、今年の1月1日、ホテルニューオータニ大阪さんのお仕事で偶然にも桂蝶六師匠とお会いしました。恥ずかしながらそれまで蝶六師匠の高座を拝見したことはありませんでした。それ何になぜ初対面で、いきなり撮影をお願いしたのか?僕の周囲の人や、ブログやfacebookをご覧いただいているお客様からもご質問を頂戴します。答えは簡単です。お会いした時にものすごくオーラがあったからです。最初フラッと僕の写真展会場にお越しになられたとき、正直「この人オーラがすごいな、目力もあるな」というのが蝶六師匠の第一印象でした。そのあと噺家さんと解り、即効で撮影をお願いいたしました。今回蝶六師匠の3代目桂花団治襲名会見の際に、初代花団治師匠の曾孫さんであられる山田りこさんが会見に出席され(4枚目の写真 左から2番目のご婦人)記者会見で「なぜ桂一門から蝶六師匠を指名したのですか?」の問いにやはり「一番オーラがあったから」とお答えになりました


このオーラ、たぶん言い方を変えれば「華があるという表現になると思います。いくら芸がうまくても、いくら美男子でも「華がない」とこの芸能の世界では出世しません。これはモデルさんでも同じです。売れっ子のモデルさんがスタジオに入ってくると、本当に急にスタジオが明るくなります。まるで照明を当てたみたいです。よく昔、企業の会社案内の撮影の時にクライアントさんから「モデルはうちの会社のxxxさんにして、そこら辺のモデルさんより美人だから」とよく言われました。その時「でも素人さんなので、撮影は無理だと思いますのでぜひプロのモデルさんを」とお願いしても、その社内のxxxさんで撮影した企業もありました。だいたい失敗します。やはり写真映えがしないのです。美人なんですが目立たない。ようは「華がない」ということです。モデルさんのオーディションをするとよくわかります。意外と採用するモデルさんより美形の人はいます。でもどこか華やかさがないから、採用されたモデルさんの方が見た目以外に何かサムシングエルスがあります。それが華です。写真家にもあると思います。モデルさんでも、写真家でも、プロデューサーでも、噺家さんでも、プロの世界では皆さん凡人よりはるかに才能があります。その中で目立つ秀でるには、単に上手なだけでは浮かびあがれません。「華」が求められます。こればかりは努力だけではできるものではありません。持って生まれた才能と運と気構えだと思います。

 長くなりましたが蝶六師匠はこの「華」があると思います。そしてまさに華は花でもあり、その素晴らしい香りでいろいろな才能を呼び寄せます。僕は例外として、蝶六師匠の周りには、素晴らしいスタッフ、狂言師の方、大神楽の方、ちんどんさんの皆さん、繁昌亭のお茶子さん、兄弟子、などなど数え上げたらきりがないほど多くの素晴らしい方が集まってます。まさに花とまる蝶を囲むようにさらなる蝶や生き物たちが集まるようです。その素晴らしい蝶六さんと今年お仕事をさせていただいたのが今年の一番の収穫でもあり財産でした。この大切な収穫を来年さらに磨きをかけていきたいと存じます。蝶六師匠はじめ繁昌亭の皆様、上方落語界の皆様、そして蝶六師匠のスタッフの皆様どうぞ2015年もよろしくお願いいたします。蝶六師匠のオーラを余すところなく作品にしたいと思います





by masabike | 2014-12-30 22:26 | 落語 | Comments(2)
Commented by るっこら・ちー at 2014-12-31 08:03 x
主人が蝶六さんの塾でお世話になっており、こちらのブログを拝見させて頂いています。私はほとんどお会いしたことはないのですが、相原さんの写真と文章を見ることで、改めて蝶六さんの側面というか、いろいろな魅力を教えて頂いています。これからも素敵な作品を期待しています。
Commented by masabike at 2015-01-02 16:48
るっこら・ちーさんへ
今度蝶六さんの高座でお会いできればと存じます。これからもよろしくお願いいたします
<< 今日は大晦日、でも月月火水木金金 1日早い年越しそば >>