2015ロケハン

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FUJIFILM XQ1

撮影最終セッション。天気がいまいちになるのと、もう月が小さくなり撮影時間が合わなくなりました。そこで簡単な撮影もかねて2015年の秋の撮影のロケハンもかねて朱鞠内湖に行きました。巨大な人造湖です。何か所かよい場所と、こう撮れればよいなと頭の中にイメージコンテが出来ました。でもここは今にもヒグマが出そうで怖そうなところです。ロケハンのあとは幌加内蕎麦(日本で一番寒い場所)でお昼ご飯です。霧立亭、地元の幌加内のそば粉で打った美味しいお蕎麦を出してくれます。この日は寒かったので卵とじ蕎麦です



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その後日本海までのいくつかのエリアをロケハンして久しぶりにしっかりお布団で眠りました。小平町ゆったり館です。1978年、北海道を自転車で旅をした際、小平町望洋台ユースホステルに泊まりましたが、いまはそこはもうありません。北海道のユースホステルは1970~80年代は最高潮で、どこでも満員、どこでもユニークなスタッフと旅人がいました。今そのような旅を求める人は海外のバックパッカーに流れているのかもしれません。でも今年の夏北海道ツーリングの時、バイクや自転車の旅人がだいぶ戻ってきた感じがありうれしかったです。ただ旅はとても楽しいです、毎日新しい発見と出会いで、つらいことは忘れさせてくれます。でも下手をすると現実逃避になります。明日は何とかなるさ、家に戻ればなんとかなるさが、社会復帰が難しくするのかもしれません。以前オーストラリアのバックパッカーに会ったノートに「楽しい毎日、不安な未来」と言う日本語の走り書きがありました。旅の楽しさと不安を言い当てている言葉です。この場合あくまで旅とはパックツアーや夏休みを利用したたんきなものではなく、会社や学校をやめたり国を飛び出してくる、まさに当てのない旅を言います。会社を辞めてオーストラリアに行ったとき、まさに僕もそうでした。この楽しい旅が終わって、日本に戻ったらどうなるのだろう。楽しさと不安が背中合わせの毎日でした。もう小平に来たのも最初のオーストラリアも数十年前、時の流れを感じます。


追伸

小平ゆったり館、地元の食材と暖かいスタッフの人が良かったです。町営のお宿でお勧めです。もちろん温泉もよいですよ



by masabike | 2014-10-16 08:50 | | Comments(0)
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