旅の仲間 民宿きりたっぷり

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再びきりたっぷり。道東の撮影の時の定宿・民宿「きりたっぷり」に今回も来ました。撮影の時はどうしても野菜不足になるのですが、ここのお宿のご飯は霧多布天然干し昆布をふんだんに使った、自家製豚君のお料理も有機野菜も多いのでとても助かります。宿主の武士さんとはもう30数年前のサロマ湖の某長の家と言う民宿での出会いでした。彼はそのころそこで宿のスタッフでしたが、その後独立して霧多布に民宿を開きまして、それからここに来るようになりました

 この40年北海道の旅で出会った多くの旅の友がいます。何人かはいまだに交流があります。そして多くの人は旅の一期一会です。みなさんどこかでよい旅をしていると思います。そして僕は1970年代と同じスタイルの旅を今でも続けています。野宿し風に任せて光を求める旅を続けています。旅で知り合った多くの人は、知り合ったときもそれからしばらくしても、本名すら知らない人もいます。ましてや肩書や地位なんかも知らないし、旅の中ではそれは大して大事なことではないです。よく異業種交流会とか勉強会とかありますが、どうしても名刺やfacebookのタイトルにとらわれます。お互いにどこか相手の肩書に頼るあるいは依存することが大きくなります。本当の大事な仲間や友を見つけるのは旅が良いと感じます。まさに時の神の導きで素晴らしい人で会うと思いますと。ロードオブザリングがまさにそうです。パート1タイトルが「旅の仲間」。そして皆さんご存知のように素晴らしいと出会い、友情を分かち合うのです。そして僕も1088年のオーストラリアの旅でとても大事な友達が出来ました。いまだによく飲みに行ったりします。彼は関西に住んでいますが、500キロの距離は大したことはないです。そして旅はよい友を作り、大人を子供の心に戻してくれて、子供を大人にしてくれます。ゲームソフトのアドベンチャーでは子供を大人にしてくれません。子供の心を忘れた大人の皆さん、お品になりたい子供たち、そして本当の友を作りたい人たちへ、みなさん良い旅を!


by masabike | 2014-10-16 08:40 | | Comments(0)
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