ベルリン新国立美術館

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FUJIFILM X-T1+ FUJINON 23mm Zeiss Touit12mm 32mm

建築家ミースが設計したベルリン新国立美術館。今回のベルリンでやはり家内が行きたかった場所です。20149月末より修復工事に入りしばらく閉館?となるのとたぶん外観が工事壁でおおわれるのでそれまでに彼女が見たいとの強い希望でした。

専属学芸員さんの説明だと、ミースは完璧主義者で工事にすべて立会い、柱の位置関係を1mm単位で指示してチェックしたと言っていました。鉄骨とガラスだけで、この完璧なデザインを創りあげたのはやはり天才です。ドイツ人のまさに完璧主義です。

そういえばドイツで会ったある写真関係の人が「君はライカを持っているかい?ライカのファインダーをどう思うかな?」と聞かれたことがある。「僕はライカは持っていないです。

一度は持ってみたいと思いますが・・・手を出さない理由はやはりファインダーです。100%正確なフレーミングができないのと、きちんとした視野率100%ではないからです。自分の作品だと正確なフレーミングが命なので、ライカだと撮れないので、メカとしての美しさはほれぼれするけど作品撮りには向かないので、僕にとってカメラはあくまで作品を生み出すためのマシンと割り切っているので今現在は手を出していないです」と答えると彼も「その通りだと思う、ライカができた当時あのファインダーは味でも、何でもなくて、あれが当時の最先端であったはず。まだ一眼レフが完成されていなかったから当時としては一番進んでいたはず。だから日本製一眼レフが出てきてニコンやキャノン、ペンタックスに駆逐されてしまった」と説明してくれた。まさにその通りだと思う。そして「ドイツ人はいつも完璧なものを追求する、もちろん写真にしても、だから完璧なフレーミングができる一眼レフを自分としても今使っている。完璧なフレーミングが出来ないライカは過去のものだよ」とも付け加えてくれた。車、バイク、建築、そして写真にもドイツ完璧主義は息づいている。

ベルリン新国立美術館に前回来たのは2008年 フォトキナの時だった。その時の展覧会は杉本博司さんだった。超大型のプリント最低でも5メートルはあった。それがフロアーを埋め尽くしていた。もちろん完璧な作品と完璧な展示だった。過去に見たExhibitionの中でも3本指に入るものだった。ドイツ完璧主義とても頑固で力強いです

追伸 写真家の内田ユキオさんもこのベルリン新国立美術館が大好きです


by masabike | 2014-10-03 13:02 | 2014ドイツ旅 | Comments(1)
Commented by hirarin at 2014-10-06 12:24 x
ベルリン新国立博物館
不思議と和のテイストが感じられます
行ってみたいです
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