












FUJIFILM X-T1+18~135mm ISO400~800
ワーリック・ブラッカーさん。1995年以来のオーストラリアで最も大切な友人の一人でもあり、僕の人生を大きく変えてくれた大恩人でありスポンサーさんです。1995年当時オーストラリア大使館のご紹介で、カンタス航空日本支社長であったワーリックブラッカーさんにお会いしました。目的はプレゼンテーションを行い、オーストラリア撮影のスポンサーになっていただくことでした。撮影機材が70キロ近くあるのでそのエクセスバゲージ等をスポンサーしていただくためです。
お会いした第一印象は、きりっとして厳しい人のイメージでした。支社長室で握手をして座った途端に
「君の希望は何かな?作品は大使館からの資料で全部拝見した、希望を言いなさい」
「往復の航空券と荷物のサポートです」
「わかったサポートしよう、詳細は秘書と話すように。申し訳ないので忙しいのでこれでよいかな?」
「あのスポンサードの条件は?」と尋ねると
「・・・・・」
更に数秒間があって
「Enjoy」でした。びっくりしました。それだけです。
その後撮影し帰国しすぐオフィスをお尋ねし作品を見ていただきました。それ以来20年来のお付き合いをさせていただいています。何度かお家にも伺い泊めていただいています。何度目かの撮影の時の条件が「うちに泊まり、うちの家族とご飯を食べること」でした。でもそのとき僕は、彼の船で川に遊びに行き、桟橋で間違えて彼を船の上から川に落としてしまいました。思わず帰りのフライトはcargoクラスかと思いました(笑)
今回4年ぶりにお会いして、シドニー郊外の彼の農場に遊びに行きました。入口に驚いたことに"For sale"の看板。彼に会うと「ちょうどいいところに来た、そろそろ年なのでもう少し手のかからない農場に変える予定なので、よい時に来てくれた。思い出の写真を撮ってね」と話になった。今の農場は。馬8頭、牛50頭、それと広大なピーカンナッツの農園。彼も70歳近いので、手間のかからない牛だけの牧場にしたいらしいです。
朝7時、彼と一緒に4WDのバイクに乗り農場の見回り行く。18~135mmのズームはこんな時系列で追いかける撮影でとても強い味方となってくれた。彼の動きもそして彼との会話もさえぎることがなかった。見回りをしながらこの20年の思い出話をたくさんしました。最後に別れるとき「今度、新しい農場になったら奥さん連れてまた来てね」と言われた。オーストラリアでの撮影は今26年目。この26年でたくさんの作品という財産を得ることができました。でも一番得た大切な財産は、ブラッカーさんはじめ多くの友人です。そして僕の作品の半分はは、あるいはもっと多く60% 70%はかれのサポートのおかげであると思います。これからもオーストラリアの友人たちとのマイトシップ大事にしていきたいと思います
追伸
最後から3枚目の作品がこの1年で、自分が最も気に入った作品です
撮影協力 カンタス航空