命日

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今日はうちの母の12回目の命日です。亡くなったのは2002年1月23日です。その直前には新年の記念写真展を写真弘社さんで開催していました。写真展が終わり数日して亡くなりました。まるで写真展終了まで待っていてくれたみたいでした。1月15日過ぎから様態が悪かったのですが、なんとか写真展が終わり入院している病院に僕が泊まり込みで看病できるまで待っていてくれたみたいで、最後まで親にわがままで迷惑をかけていました。

まだそのころはタスマニアの撮影に取り掛かったばかりで、いろいろなことが吹っ切れないでいました。ふっきれない理由の一つとして、こじつけで親の看病というのを逃げの口実にしていたのかもしれません。でも母が亡くなり逃げの退路が立たれ吹っ切れた気がしました。特にやはり覚悟はしていても親の死に目には会いたいと思っていました。だから日本にいるときで最後に看取ることができてよかったと思っています

ただ今考えると、とても恥ずかしいというか厚顔な発言でしたが、うちの母の告別式の挨拶で「これを機に、もう人生言い訳ができないので、写真家として世界の頂点を目指します」といってしまったのは今でもかなり恥ずかしいです。でもその後タスマニアでの3回の個展、アメリカ、韓国、ドイツでの個展やタスマニア観光親善大使などなど、そしてまさか結婚するなど母が亡くなってから12年とてもとてもたくさんのことがありました。すこしだけ墓前に誓ったことに近づけた気がします。

今日はお花を飾り、仙台で買ってきた最中をお供えしました。いつもは母のすきなご近所二葉寿司をお供えするのですが、まだ僕がお腹の調子が悪いので来週高山出張より戻ったらお供えしようと思います。「孝行しようと思ったら親はなし」昔の人は大事なことを言ってくれたものだと実感した命日です

by masabike | 2014-01-23 16:34 | Comments(0)
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