戦艦大和ミュージアム

今回の旅で、福岡に来る途中、呉に立ち寄った最大の目的は大和ミュージアム。帝国海軍が建造した戦艦大和の記念館。そこには実物の１０分の一のスケールの巨大モデルがある。こんかいそれも見たかったのと、この世界最大の戦艦を建造した日本の工業技術が展示してあるのでそれも見たかったです


やはり正直いいまして、模型で見ても巨大な戦艦が、本当に沈んだというのが信じられないです。しかも３０００人以上の人とともに海の底に眠っているのがにわかに信じがたかったです。さらに模型で見ても対空火器(飛行機の攻撃から船を守る機関銃や高射砲)が、所狭しと設備されていて、これで撃ったら、まさに弾の壁で、それでも押し寄せる米軍機を防ぎきれないというのがにわかに信じがたかったです。これは兵器であるとともに、当時の日本の工業技術物造りの結晶だと思いました。造船だけではなく、そのための製鉄、さらに製鉄をするための加工機械の技術。などなど数え上げたらきりがない今の日本の技術の礎になったものがこの戦艦大和にあると、教えられました






















































今の技術の礎で大きなものが光学技術。世界最大の大砲、46センチ砲で狙いをつけるため、超遠距離の物を正確に照準する、そのための光学技術が求められました。５０キロ以上離れた標的にいかに早く正確に測るが、それが命の、勝敗の分かれ目になります。その大型の１５m測距儀を製作したのが日本工学、いまのニコンです。この世界に誇る光学技術が、敗戦後に軍需技術からカメラへ、そしてそのカメラが日本の光学技術を世界の頂点へ導いたのだと思います。本日発表されたNikon Df、この大和で培われた技術が、そして技術を生み出した日本工学の光の匠の技術が、そしてSpiritが脈々と受け継がれていると思います。Nikkorレンズは８０周年、数年後にニコンさんは１００周年を迎えます。レジェンドがない企業は生き残れないと思います。まさにそのレジェンドとSpiritがNikon Dfを生み出したと思います。
















今回、大和ミュージアムで技術よりさらに心を打たれたのが、大和沖縄特攻に出るときに書かれた多くの遺書です。どれも落ち着いた心で凛とした文字で書かれています。読むのがとてもつらいつらい手紙です。これを読み、この大和やゼロ戦などを作り出した日本の素晴らしい工業技術が二度と人を不幸にすることに使われないことを祈るばかりでした

今日、１１月５日ニコンさんから新たな幕開けの発表があるらしい　新しいカメラの歴史がまた１ページ開かれる気がする。発表が心待ちです

１１月８日ＪＴＢ福岡主催の旅の写真撮り方セミナー＆西オーストラリアの魅力


１１月９日Xシリーズセミナー　in 熊本






ニコン　ニッコールレンズ８０周年＆８００万本キャンペーン　相原正明と行く世界遺産白川郷撮影ツアーはこちらです





Xフォトグラファーズのサイトが更新されました。こちらもご覧ください

Masaaki Aihara Offical HP　New!!!　HPが新しくなりました




富士フイルムさんのX シリーズフェイスブックで和の写心　（毎週水曜日更新）を連載中。「イイネ」押してくださいね


応援クリックお願いいたします!



X-Pro1　　18mm　　３５ｍｍ作品に僕の作品がUPされています。ぜひご覧ください


富士フイルムさんのXシリーズで撮影した作品を集めた、X Photograpaher,sに僕の作品が更に追加となり、X-Pro1冬編とX-Pro1春＆夏編