Nikon D800E Nikkor14~24mm 24~70mm
今回シベリアヤクーツクで一番大変だった撮影は親マンモスの全身骨格撮影。場所はロシアアカデミー ヤクーツク地質研究所。部屋の中に鎮座している巨大なマンモス。撮影のための引きがない。まずは撮影ポジションを得るために周りの陳列ケースや毛サイの骨格の移動などなどこれだけで1時間ぐらいかかりました。それから撮影前にマンモスを日本に移送するためと学術的にいろいろな部位の大きさをメジャーで測ります。
そのあとやっと撮影のための下準備で、図録に掲載するためデジタル処理しやすいようにマンモスのバックと部屋中を白いトレペで覆います。ヤクーツクはいろいろ物資も限られているので、トレペ30メートル2本、バック紙10種類、バックの黒布10メートル分、それから電源ケーブル、電源変圧器、ガムテープ10本ハロゲンタングステン照明3セット、3脚3本、それプラス撮影の基本セットD800E2台 Nikkor14~24 24~70 70~200 16mmフィッシュアイ14mm 50mm FUJIFILM X-Pro1&E1 14 18 35 60 18~55mmそれとバックアップ用1TBのHD5個。HDをたくさん持っていくのはユカも含めて二度と撮れない学術的資料なので、途中でのデーター消失、帰路荷物のロストバッケージとうとう考え5個のバッククアップHDを作りクルー全員に1個ずつ分担して持ってもらいリスクヘッジをします。分担して持ってもらったHDは成田で回収いたします
マンモスの計測と骨格の清掃が終わったら、トレペを張りやっと撮影です。これで賞味3時間かかります。この日はマンモスとサイと両方でしたのでこれで一日仕事です。最後にスタッフとマンモスとの記念写真です。僕と一緒に写っているのは元東大の犬塚さんです。今回のマンモス展の監修役です。
2枚目の記念写真は右から今回のユカ発見の大立役者 マンモスプロジェクトの松田さん左は読売新聞のユカ展プロジェクトの要、岩田さんです。今回一番苦労が多く大変だった方です。ご苦労様でした
この苦労の結果がユカ展会場で販売されている図録です。ぜひ皆さん図録も会場でしっかりご覧ください
ちなみに横浜の会場ではこんな感じに展示されています
でもこのような学術的な撮影にはD800Eは最適というか最高です。まさにユカの出現に合わせてD800Eが発売されたのではと思うぐらいの偶然性・・、いやもしかしたら地球のSpiritがユカを記録するためにD800Eを地上に現したのかもしれません。今月のCAPAにも載っています
少女マンモス・ユカ展の詳しいことはこちらをご覧ください
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