FUJIFILM X-E1 35mm 14mm
京都大徳寺
昨日の夜おそく、京都から帰りました。全部で80GBぐらい撮影して目もショボショボ、足もパンパン。カモシカのような足がマンモスユカみたいな足になっております(笑)京都は相変わらず修学旅行と円安海外旅行客でごった返していました。
でも今回やはり京都でびっくりしたのが、あるお寺さんで休憩していたら、地元のお年寄りたちが「東京も地震が怖いので早く天子様も京都に戻ればよいのに」「今回の巡幸はだいぶもう長いし」「早く御所に戻られたら落ち着くのに」という会話でした。どうもお年寄りたちはいまだに京都は首都で天皇陛下のおわすところと思っていることでしたびっくりです。さすが日本の古都です、難しい話題です
昨日京都駅に向かう途中携帯電話が鳴りました。6時過ぎぐらいです。この時間の電話、不幸の電話か、トラブル等のスクランブルコールです。
電話取ると予感は的中トラブルのスクランブルコールです。あるクリェイティブ会社の関連のフォトグラファーの海外ロケのビザとカルネともろもろです。
海外撮影の場合、敵前上陸作戦です。いかに兵站業務をスムーズに完璧にするかが撮影の90%を担います。よく写真展で、アマチュアの人から「行けば俺でも、オーストラリアでこれぐらい撮れるよ」と言われますが、現場に満載の機材を持って時間通りに立つということがいかに大変かわからない発言です。行けば撮れるよというならば、エベレストの頂上からの撮影や月面の撮影はどうするのでしょうか?行くことが、というよりも無事に行きつき帰ることが大事なプロフェッショナルスキルです。個人的にはフリーになりたての頃のうたい文句が「24時間以内にオーストラリアのどこにでもフル機材もって撮影展開が可能です」ということでした。でも実際にそれが役立ったのが2度ほどあります。いつでも行けるようにビジネスビザとカルネと機材のメンテナンス怠りません。フォトグラファーは緊急展開部隊みたいなものです。エリアは違いますがシベリア撮影もそれで選ばれました。仕事のアサインの電話がかかり、OKの返事の次の言葉は「ロシア入国のビザとカルネと通関のヘルプレターを用意してくださいでした・写真が上手なだけではプロになれません。ただいまトラぶっているO嬢さん頑張ってください!!グッドラック!!!
京都の撮影は、素晴らしい襖絵や屏風画が見れるので仕事をしながら良い勉強になります