FUJIFILM X-Pro1 18~55mm ベルビアモード
初夏の大徳寺派緑の香りと光に包まれている。竹垣に木々の間からスポットライトのように光芒が当たる。緑は一番フィルム&デジタル問わず再現が難しい。
昔仕事でレイトンハウスのF1マシンを撮影したが、なかなか印刷でレイトンブルーと言われる色が出なくて苦労した思い出がある。
時代は変わっても、いまだに緑はプリントで再現が難しい色の一つであることに変わりはない
この新緑はベルビアモードを使用したが、雨が降ったらアスティア、晴れていてももっと落ち着きが出したいときはプロビア(STD)を使う。フィルム時代からそうだがベルビアもしくはベルビアモードしか使用しないプロカメラマンがいる。人によりいろいろ基準はあるがベルビアモードだけでは写真は成り立たない。もしそれをデフォルトにするフォトグラファーがいたらとても悲しいことで、作品を偏った方向で撮ることになりかねない。ただし蜷川美香さんみたいな川調まで行き着けば話は別だが・・・
フィルムもフィルムシュミレーションも、すべての色や諧調はひとつで表現できない、あるいは写真展、作品集ではいろいろな表現が求められるのでバリエーションが必要となる。ベルビアはある意味、強い味の香辛料、フルコースで出す、いわゆる写真展やフォトストーリでは、箸休めも必要だし、柔らかい色諧調、もしくはスタンダードなものがあってこそ、ベルビアが生きてくる。つまりスタンダードという基本ができていて初めてベルビアが生きてくる。特に日本の風景はベルビア1本では不可能に近い。
フィルム&フィルムシュミレーションの組み合わせを試行錯誤し追いつめて作品化したのが、あすから開催のSpiritであり10月からの「しずくの国」いずれの写真展もメインの作品はベルビアではありません、アスティであったりプロビアやRDPです。ベルビアは作品展に花を添えてくれます、でも花を生けるための器になる、どっしりした作品が大事です
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