FUJIFILM x20
今日は数ヶ月ぶりの何もないリラックス日。朝寝坊してウォーキングを3時間ぐらいやり、気持ちよい汗をかきました。その後はゆっくり家で音楽を聴き、普段見れない写真集をゆっくりみました。今日見たのは、僕の一番のお気に入り「「地球 母なる星」、ジャンルシーフにハーブリッツの写真集です。特に「母なる星」は家にある写真集の中で一番のお気に入りです。これは世界中の宇宙飛行士たちが撮影した、宇宙から見た地球、宇宙空間、月の写真集です。何度見ても言葉が出ないです。今日はこれとオペラのCDを久しぶりにB&W大音響で聞きました
母なる星の、なかでイランの宇宙飛行士のコメントで、「宇宙船の中で採取の1~2日間はみんな自分の国を探す、3~4日目には自分の大陸を探す。その後は宇宙の中で地球を探し、自分たちが地球の子供であると認識する」とのくだりがあります。まさにこれは本当に天から見たひとではないと解らないと思います。よく宇宙飛行士たちがミッションから戻ると宗教家になりがちと聞いたことがあります。それは砂漠でもあると思います。地球上で一番宇宙に近い環境が砂漠です。天と地しかないです。そして音がしない世界です。撮影の時には何日もあるいは何週間も一人でいます。しゃべる相手はいません。いや一人だけしゃべる相手はいます。自己です。砂漠にいる間、24時間自己との対話です。自分のいい面、嫌な面との対話になります。そしてその後なんで自分はここに居るのだろう?何で自分はこのように存在するのだろう?更に何でこの世界はあるのだろう?何で生き物の命と言うものが誕生したのだろう?この世界は誰が創りどこに向かうのだろう?砂漠にいる間、いつもこのような自己との対話の連続でした。そしてこれは砂漠に一人ぼっちで残された人だけがわかるかもしれませんが、ある特別な体験をすることがあります。それは幻覚や夢かもしれません。ともかく自己との徹底的な対話が何日も続きます、そして生き残れるかと言う極度な緊張も。ある意味では宇宙飛行士の疑似体験に近いかもしれません
そんな思いが、「地球:母なる星」から感じられますし、この写真集を見ると砂漠の時間にワープする感じがします。facebookやツイッター、ブログもそうですが「いつでも繋がっているね」と言う連帯感や絆というのも大事ですが、時には何もない孤独と言うのもクリエイティブワークには大事です。そし自分を見つめるには。撮影で山奥や砂漠に行くとき、外界との連絡は遮断されます。でもその遮断が時には作品作りでは一番大事になるときがあります・先日、携帯ショップで「そろそろスマホにお買い変えいかがですか、いつでもみんなと繋がっていられますよ」と言われ「いつでも繋がっていたくない」と言ってしまいました。僕は変人なのかな?
追申
お昼はヘルシーにネギときゅうりたっぷりの冷やしそばでした
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