旅と歌 苫小牧発 仙台行きフェリー

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FUJIFILM X100

苫小牧発 仙台行きフェリー、この3年間日本の撮影を本格的に始めてから何度も世話になりました。今狙っているエリアが北東北、北海道、四国、そして奈良です。なので北に行くときは何度もフェリーのお世話になります

そして毎回北海道の撮影が終わり、苫小牧のフェリーターミナルに来て船を待っているときに、口ずさんでしまうのが吉田卓郎の「落陽」の有名なフレーズ、「しぼったばかりの夕日の赤が~」ではじまり「苫小牧発仙台行きフェリー」というさびの部分です。不思議と運転して苫小牧が近づくと口づさんでしまいますし、バイクの時は、ついリズムをとってタンクをたたいてしまったりします(よくオーストラリアでツーリング中、コンビを組んでいた平野氏が「相原さん、また歌に熱中していたでしょ、バイク乗りながら首ふり、タンク叩いていましたよ」といわれました)

やはり旅と音楽大事です。特に80年代、ユースホステル全盛時代北海道で、毎夜この歌をみんなで歌いまくっていました。そのころはギターができると、旅でモテるといわれトライしましたが、1日で挫折しました。ただそのころ落陽といっしょに好きだったのが、「襟裳岬」おかげで会社に入り、接待で何か歌えと言われ、当時銀座のクラブではカラオケあまりはなく、ギターかアコーデェオンの流しの人が、引いてくれる伴奏に併せて歌っていまして、ほとんど彼らが流行歌か演歌あるいは海外の有名な曲なので、当時のフォークソングはレパートリーに入っていなかったのですが、唯一「襟裳岬」だけは森進一さんが歌っていたので、レパートリーに入っていて歌えました。ただ曲のスタートがわからないので、いつも始まりの時にお尻を伴奏の人に軽くたたいてもらいました。でも譜面も見ずに何百曲弾くのは神業です。まさに人間ミュージックマシンです。そのあとは一部高級店を除きだいぶカラオケが浸透して、今はだいぶ安心して歌えますが…、でも基本的には歌うとUFOが下りてきそうな音になるので歌は・・・、どうしても仕事の付き合いでカラオケになった時は、「酒と泪と男と女」でなんとかその場をしのぎます。最近恐ろしいことにタスマニア・ホバーとでもカラオケがあり怖いです

そんなことでいつも苫小牧でフェリーにのり出航が19時ですので、甲板に出て樽前山に沈む夕日を見ながら口ずさんでいます。でも拓郎さんが、歌っていた当時の70年代から歌詞にあるように「この国ときたらかけるもどないさ」と言われてきた、日本どうなるのでしょうか?昔は大人たちが作ったものを、若者たちが否定し壊していき、何か新しい流れが出ていましたが、いまの10代20代の人は、壊し作るのではなく、切れて壊してだけか何もしないみたいで、いまだに「この国ときたらかけるもどないさ」です。21世紀に拓郎さんが落陽2012とか作ったらどんな感じになるのでしょうか?



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by masabike | 2012-05-20 15:37 | 日本風景 | Comments(0)
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