スマホ音声認識の不思議な悩み

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FUJIFILM X-Pro1 18mm jpeg


 富良野からオホーツクに移動してきました。低気圧の影響で曇り時々雨、ターゲットは天気待ちの状態です。でも朝の日の出はきれいでした。昨日はおなじみ原生花園ユースホステルにご厄介になり、オーナーの関取さんと鉄ちゃんのこと、写真のこと、同じく最近個々のユースの常連で晩婚したO君の話題で持ちきりでした


朝、撮影でオホーツク海に行きついでに奥様からのお目付け役「クマノスケ」にもオホーツク海を見せてあげました。フォトグラファー・エンゾ君の好評「ガラスのリンゴシリーズ」に対抗しようと思いますが、クマノスケシリーズは不人気ダントツになりそうなので諦めます。今回お目付け役のクマノスケ、中に奥様からの監視用のマイクロチップとか超小型CCDカメラとか入っているのではと心配しています。たくさん食べないようにとか、写真撮らないで宴会しないようにとか。でもこのネットで便利な時代、国内でも海外でも奥様と1日1~3回、メールと電話で生存確認しています(笑)それこそスマホにしようかなとも考えます。最近音声認識ですので、何でもできるので買い換えようかなとも思います。先日、青森で、あるフォトグラファーの人が「青森弁で言ったらわかるかな?」と言い試したら、時間はかかりましたがきちんと、スマホ対応していました。
ハイテク便利でよいのですが、すこし心に引っ掛かることもあります。あまりに便利で何でもできたら、考える時間、熟考する時間がなくなりそうな、ばかになりそうな気がします。子供のころ読んだ漫画で(そのころの記憶なので、間違っているかもしれませんが)藤子不二雄さんのSF漫画で「21エモン」というのがありました。21世紀の宇宙にある旅館の若旦那のギャグ漫画ストーリーです。確か「モンガー」とか叫ぶ不思議な動物が出てきました。

そのなかで、「宇宙の果てまで、宇宙一高度な文明の星に旅してみる」というのがありました。その星に住んでいる人たちは「ボタンチラリ星人」と言われ、
ということでした。いろいろな星を旅して、21エモンがやっとボタンチラリ星にたどり着くと、そこはなにもない原始の星、そしてそこにいたのは原始人たちで文明のひとかけらもありませんでした。知能も体力も低下し、木の小さい枝1本持ち上げられない原始たちしかいませんでした。21エモンが「僕はボタンチラリ星人を探しているのだけど、知りませんか」と尋ねると、原始人は「僕たちがボタンチラリ星人だよ」と。驚いた21エモンは「どうして、そんな馬鹿な宇宙一高度な文明を持っているはずなのに」というと、原始人たちは「昔はね、でもある日コンピューターが暴走して、何もできなくなったんですよ。そしたらボタンを見るだけで何でもできたので、自分たちで何か作ることもできないし、作るアイデアもないし、しかもボタンを見るだけの毎日だったので、知らない間に体力もなくなり、木の小枝1本も持ち上げられないし、走ることもできないぐらい筋肉もなくなってしまったんだよ」という答えでした。その後のスートーリーは覚えていませんが、その時の話だけは小学生でしたが、ものすごくリアルに覚えています。だからスマホの音声認識が始まった時、真っ先に思い出したのが、21エモンの「ボタンチラリ星人」でした。でも仕事を考えると持ったほうがよいし、ボタンチラリ星人にはなりたくないし、心配性の不思議な旅の途中での悩みでした。



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by masabike | 2012-05-15 17:17 | | Comments(0)
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