FUJIFILM x100 jpeg
昨日、土曜日に撮影したばかりでしたが再度、山梨に桃の花を見に行きました。その訳は・・・
僕は日本の風景の撮影に関して言えばまだ初心者です。だから 土曜日に撮影に行ったときは、土地勘が無く車でしたので、細かいところを撮影しに行けませんでした。しかも山梨の桃を撮影は十数年ぶりです。
そこで再度機動力のあるドイツの駿馬でロケハンに行きました。来年のためです。残念ながら今シーズンは捨てて来年にします。細かい農道を撮影場所を探すにはバイクは最高です。オーストラリアでもこの方法でした。最初にバイクで砂漠をくまなく走り撮影マップを作りました。日本の撮影もそれと同じです。四国も車で走る前にくまなく林道を走りリサーチしました。他のエリアもだいたいそんな感じです。
アメリカ軍の戦術マニュアルで「サーチ アンド デストロイ」とうのをドキュメンタリーで読んだことがあります。丁寧に茂みの一つ一つ偵察し、脅威を取り除くと言う方法です。撮影も同じで「サーチ アンド シューティング」解らない、迷ったそんなときはひとつひとつ解決しています。撮影ガイドブックを見るのもよいですが、オリジナルの世界観、独自の作品はこのサーチの段階から始まります。シャッターを押すときはほほ95パーセント出来上がっています。だから風景に関しては特別なテクや裏技は無いです。きちんと基本どおりにすることそれだけです。基本が無いから裏技に走る、テクに走る、レタッチに走ると思います
兵法のいろいろな部分は、撮影に大変役に立ちます。基本的には同じシューティングです。引き金を引いて大砲を撃つか、機関銃を撃つかと、シャッターを押して感性&信念&感情と言う見えないエネルギー弾を対象にぶつけるかの違いだけだと思います
話はそれましたが、このロケハンにBMW凄く便利です。そのために買ったようなものですが、高速道路や単純移動のときは、速くて疲れず800キロや1000キロの距離もなんのその。そして田舎道でロケハンのときは歩くぐらいのスピードでも安定して走れ、視点が高いので周囲をよく観察できます。普通の乗用車や前傾姿勢のバイクでは道路わきの茂みの向こうが見ずらいです(だからオーストラリアのときも最初はトレールバイクその次はランクルでした。いずれも車高が高いです)そして専用ケースが付いているの簡単なカメラや三脚が詰めます。トークショウのときはスーツや資料が沢山積載できます。そんなわけで昨日のロケハンは大成功。
朝7時前に家を出て、首都高から中央道へ!あまりの天気の良さで、談合坂SAでの朝ごはんのあと、道草をして大月から小菅に抜けるお気に入りの山道へ。タイトなワィンディング、ステップすりながら頑張りました(汗)そのあと柳澤峠経由(途中まだ少し雪がありました)で塩山へ!ここからロケハンでした
あまりに天気も良く、桃の花も満開でしたので、お昼ご飯は外でコンビに弁当でした。でも太陽と桃の花の香りの中でのお昼ごはん最高でした。夕方速めに帰宅の途に、昨日の走行距離は350キロでした。でも空には、早くも夏の気配が感じられました。
ちなみに最近日本をだいぶ撮影しているので、あるフォトグラファーの方から「あまり他のフォトグラファーのショバを荒らさないほうがよいのでは」とアドバイス受けましたが、そんなことは無いと思います。海外で撮影の場合誰が何を撮ろうとお構いなしです。タスマニアでも地元のフォトグラファーたちは、外から来た連中になんかに負けるものか、返り討ちにしてくれるぐらいの気魄です。それこそ他では、そこそこ売れた写真を撮ったみたいだけどここでは通用しないぞ!撮れるものなら撮ってみろ!!とかなり挑まれました。
もうここはだれだれさんのテリトリー、だれだれさんのショバという時代は終わりを告げています。常に全力でいつでもガチンコでとらないフォトグラファーはチャンスを失うと思います。これから東北北海道の撮影がスタートします。もちろん全力投球です!!
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