けあらし


けあらし_f0050534_753917.jpg












けあらし_f0050534_7532392.jpg


Nikon D700 Nikkor70~200mm VRⅡ

 デジタル機材を使用するようになって撮影時便利になったことが2つあります。1つはCFカードの容量により200枚とか300枚とか連続で撮影できます。もうひとつは高感度になり、夜明けのシーンや、夕暮れで動くもの、波や動物が思い通りのシャッタースピードで撮れます。今日の写真はフィルム時代ではなかなか難しい時間帯でした。フィルムでは波の波頭しぶきがこんなに、ビッチリと止まりません。

特に大きいのが、連続撮影枚数です。フィルムだけの時代では、フィルム交換の時期を考えて撮影しないと、決定的瞬間を逃すことがあります。フィルムを交換しているときに「あ~~野鳥が飛んでいってしまった」とか「アチャー、虹が消えてしまった」とかあります。ひょっとしたら昭和20年代にデジタルがあったらある有名な写真とその写真家は状況が変わったのかもしれません

それは20年代、当時社会党の浅沼委員長が選挙演説中に、演壇で暴漢に刺されて死亡したし時の報道写真です。撮影された写真家(すいませんお名前失念しました)のかたはいつも必ず、前の撮影終了後カメラにフィルムを数枚残していたそうです。万が一に何かのチャンスのためだそうです。事件当時 彼は少し遅れて会場に取材に来たそうです。他のカメラマンが全部撮影を終了しフィルムが終わったときにその惨劇は起きました。そのときフィルムが入っていたカメラを持っていたのは、その決定的瞬間を撮影した彼だけだったそうです。その1枚で彼はピューリッア賞を受賞しました。でもこれが災いして彼は他のカメラマンの妬みと嫉妬をかいその後よい人生が遅れなかったと聞いています。この話を僕は大学の報道写真の授業で聞きました。当時の読売新聞の写真部長であられた福島先生から「だから必ずカメラには2~3枚のフィルムを残して置くようにと言われ今でも守っています、そしてデジタルでも必ず5~10枚のカットが撮れる様にしています


決定的瞬間は今日あるかもしれません





バージョンUPした、X-S1のサイトは8ヶ国語で見られますX-S1スペシャルサイトタスマニアぜひご覧ください



This is X-S1 Tasmania Special Sight


3月29日チャリティースライドトークショウ





日本の風景応援クリックお願いいたします

by masabike | 2012-03-17 08:08 | 日本風景 | Comments(0)
<< 3月29日スライドトークショウ... 凍樹3 >>