時代が動いた日 さよなら&ありがとうKodak 

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PENTAX K5 35mm Macro  CBLカラーバランスレンズ使用

昨日、午後Kodak社がチャプター11 破産申請法を申し出て事実上の倒産をしたことを知った。凄くショックだった。この20年近くほとんどKodakは使っていないが(それでも時々トライXは使っていた)なんともいえない悲しさとむなしさだった

学生時代、バイト代のほとんどがトライXの長巻ロールと、少し余裕のあるときはコダクロームに消えて行った。ある写真関係の人から、数年まえKodakが大量リストラして、コダクロームの製造現像スペシャリストを解雇したのでもうあの会社はおしまいだと聞いた。なぜならコダクロームは熟練技術者でないと製造や現像が出来ないということだそうで、そのとき大丈夫かなと僕も感じた。


19991年の1月まで僕もほとんどのフィルムはコダクロームと一部エクタクローム、そしてトライXだった。19990年に富士フイルムからベルビアが発売されたが、当初は??という感じで使用しなかったが1991年1月にフィジーにロケに行き、同じ場所を撮影した同行の外のカメラマンの(カメラマン2人体制の仕事でした)ベルビアの作品を見て唖然として、そのときからフィルもをすべてベルビアに変更しました。個人的にはそれがKodakとの決別になったのですが、でものコダクロームの独特の世界 浅井慎平さんのコダクロームでのカリブ海の世界、北井一夫さんやサルガドのトライXでの世界は絶対にデジタルに取って代わるものではないと思います。

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FUJIFILM X100

そのKodakの終焉を迎えた日の夕方、銀座のリコーギャラリーで、まさに新しい時代の写真展を見たアレハンドロ チャスキエルベルグさんの写真展”High Tide"(今回の写真展は作者の意向で会場での撮影が許可されています)月の光をメインライトに、ストロボや他の光源を使用して撮影した不思議な作品。夢の世界とドキュメンタリーが同居している。デジタルな世界とアナログの世界の同居感もある。まさに時代に終焉と新しい時代の開幕を見た日でした。肌で時代が動いたのを感じました。
でもながいあいだKodakどうもありがとう。暗室でトライXのネガからプリントを作る作業が自分の写真の原点でもあり勉強させてもらったことは一生忘れません



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by masabike | 2012-01-20 08:19 | イベント | Comments(6)
Commented by aricom at 2012-01-20 10:38
コニャニャチハ!
一つの巨大な帝国が終わりを迎えましたね。
それはとても物悲しい感じがします。
コニカミノルタの時は知り合いも多く、衝撃が大きかったですが、コダックは何年も前から危ないと言われていたので、大きな衝撃はないです。
Commented by csunyan2 at 2012-01-20 16:30
相原さん、本当に残念なニュースでした。
高校のころ自分もTrixを自分で巻いていました。
あれが私の写真との出会いです^^。
自分を鍛えてくれたのも写真を教えてもらったのもすべてTrixでした。
でも尻軽に、デジタルカメラが出たとたん乗り換えたのも自分・・・・
背に腹はかえられません。
今ひとつの時代が閉じようとしているんですね。
Commented by hirarin at 2012-01-23 12:15 x
私もTrix巻き込み派でした
あれがあったからこそ、夜明けの1番列車が撮れたんです。
高校時代コダクくロームでムービーを撮ったら、現像は大阪でしかできん言われて驚いたのを思い出しました。
形はどうあれ、持続してほしいと思います。
Commented by masabike at 2012-01-23 16:47
csunyan2さんへ
どれだけ多くの写真家、写真愛好家がトライXのお世話になったのでしょう?世界遺産にしたほうがよいかな
Commented by masabike at 2012-01-23 16:48
hirarinさんへ
そうですね僕も夜汽車をトライXをISO1600まで増感して撮りました
Commented by masabike at 2012-01-23 16:49
aricomさんへ
意外と心の準備が出来ていたのですね
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