Nikon D700 Nikkor14~24mm
冬の雪国撮影で一番恐ろしいのがホワイトアウト。どこまで道で、どこから路肩や空がわからなくなる、さらにカーブしていてもわからない。まるで運転をしていても止まっているみたいに感じたり、空中浮遊しているみたいに感じてしまう
そんな時ありがたいのが路肩のポール、かなりこれで運転が楽になるし、安心感は倍増する。最近ではLEDで発光する路肩表示もある。稚内で夜の撮影の帰りに地吹雪に会い、これでだいぶ助かった思いがあります
(昨年、稚内のローカルFM局でこの路肩表示を事業仕分けで削減した蓮舫議員ヘの怒りの投書が相次いでいたのが印象に残っています。地元の人が地吹雪の晩に自分で運転してみてから判断しろ!!と怒っていました)ともかくホワイトアウトは一番怖くて厄介な問題です
そんな冬の撮影装備とホワイトアウト対策をお見せいたします。まずは上下ともモンベルの耐寒ウェアー。とくにこの耐寒サロペットはもう10年以上使用していますがとても暖かく、動きもよいです。ただトイレだけが大変で・・・。この下に上下ともヒートテック下着(北海道ではパンツは2枚重ねにしています)、それとフリースジャケットを着ています。そして頭はネックウォーマー兼ヘッドキャプをしています。これは東北のホームセンターで買いまして、ネックウォ-マーの端から薄い帽子が出ていまして、ヘルメットをしたままかぶれる優れもの。これに防寒帽子と、路肩で目立つためにヘッドランプ、さらにオーストラリアで購入した、道路で作業しているとき現地で義務ずけられている蛍光反射のベストを着ています。足元はアメリカでメールオーダーして購入したスノーハンティングブーツとスパッツで雪の侵入を防いでいます
これで何時間もフィールドで粘れます。昔に比べて下着の進化が撮影時間を大幅に伸ばしてくれましたし、撮影後の寒さから来る疲労も軽減してくれました。とくに足元防寒対策は抜群に暖かく感じます。それと車は少してでも曇ったらライトONです。日本人が好きな白やシルバーの車は、雪や雨、夕暮れでは見えにくいです。だから僕は必ずライトONです。雨の多いタスマニアでは少しでもアメが降るとライトをONにして皆さん運転しています。以前ドイツに行ったときも皆さん少しでも見えにくくなるとライトONです(地元の警察看板でも早めのライトONをという看板が多いです。でもそういいながら、吹雪の中青森県警のパトカーがライトを付けないで走ってきて、ヒヤッとしました) またHV車もそうです。今回八甲田で、吹雪の中、白のトヨタプリウスがライトを付けないで走ってきて、音もしないのでまったく気がつかず、カメラを持って後ろに1歩後退したらお知りのところをかすめていき、かなりヒヤッとしました。まさに雪の中の無灯火HV車ステルスカーです。
今回も青森の新聞やテレビで、雪の日に車にはねられたとか、除雪作業中にはねられたとか言う記事を見ました。車に非がある場合もありますが、なるべく目立つ格好がよいと思います。今回も吹雪の中で地味な服装で除雪や通勤通学の方が多いので怖かったです。雪道ではまず、相手から見えないだろう、見つけてもらえないだろうという防衛運転、防衛行動が大事だと思います。ぜひ東北の方これから吹雪や雪かきも多いと思いますが、目立つ服装、目立つ運転をしてください。僕も気をつけます
そして今回吹雪の日に深夜も除雪を続け、昼間も1時間に何台もの除雪車で道路の確保をしている地元の作業員の方に頭が下がりました
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