今回の金沢の旅というか、この数年の旅で一番不思議なお店だったのが香林坊の喫茶店「純喫茶ローレンス」
奥様の昔の友人の方との待ち合わせで、先方の方がしてきたお店がここです。見るからに怪しげなぞいっぱいでした。ビルの3階にありますが、1階が居酒屋とブティック、2階がワインバー、そして3階がこのあやしげな「純喫茶ローレンス」
でも金沢ではかなり有名なお店らしい、それもそのはず昔、作家の五木寛之さんが、デビューする前にここに入りびたり、朝から晩まで原稿を書いていたということです。とくに出世作「蒼ざめた馬をみよ」はここで書かれたと(5枚目の写真のシートでいつも五木さんは原稿を書かれていたらしいです)、ローレンスの怪しげな、妖女ゴーゴンみたいなマダムがおっしゃっていました
ここのマダム全身黒ずくめで、喪服というか黒魔術師という感じです。奥様とシートに座ると、まさに昭和の感覚のシートでしたが、マダムがメニューを持ってきて、開くなり「ごめんなさい、右側のページのメニューは全滅で作れません、左側もいくつかだめですが、頼まれれば努力して挑戦して作ってみます」といわれ焦りました。そして無難な線で「コーヒー2つ」と頼むとマダムも安心していました。
お店の中は小便小僧のモニュメントと噴水と黒電話があり、まさに異界の入り口的でした。コーヒーは至極普通で安心安全でした(笑)
金沢お立ち寄りの際はぜひ試してみてください!!
追伸
翌朝、お店の前を通ると、お店のベランダにたくさんの真っ黒いカラスがいました(怖っ)
金沢の旅 8月6~8日
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