松江の旅 植田正治写真美術館

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FUJIFILM X100

今回の松江の旅の最大の目的は、植田正治写真美術館。僕は3回目ですが、奥様は今回初めて。3連休でもないと東京から来れないので、はるばるステップワゴン飛ばしてきました


ちょうど9月17日から新しい展示で、静物写真と構図をコンセプトで展示していました。やはり植田調はその絶妙な構図からも来ていて、特にシンメトリーからわずかにオフセットする構図と光のとらえ方が天性の才能だと感じました。そしてそのプリント、特にモノクロ作品がやはりすごいです。植田さんや土門さんのモノクロプリントを拝見すると、うなるしか言葉がありません作品からオーラがほとばしります。そしてデジタルプリントのはかなさを実感します。

そんなことないよというかた、ぜひネットではなく美術館に行き生のプリントを見てください。古い姿勢かもしれませんが、やはり写真の最終完成形はプリント展示だと実感させられます。また今度は冬に行きたいです。植田さんありがとうございました。

追伸

1998年5月に植田さんと一度じかにお会いして、お話させていただいたことがあります。とても気さくでおしゃれな紳士の写真家の方でした。そしてとても腰の低いかたで、駆け出しのフリーの小僧のカメラマンにも親切にお話ししてくださいました、巨匠というものはこういう風にあるべきというのを見せていただきました



by masabike | 2011-09-19 07:53 | | Comments(0)
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