Song for Japan

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FUJIFILM X100

昨日のタスマニアにきました。なんと成田から26時間かかりました。地震の影響で香港経由でしかも、オーストラリアの国内線で、ホバートの空港にもう車輪が着くというところで、横風で着陸キャンセル。別の空港に降りてそこから州都ホバートまでバスでした。もうマナブサンのたたりとしかいえないです(笑)


ところでシドニーの空港でCD Song for Japanを買いました。オーストラリアの空港のあちらこちらで販売しています。1枚29.99A$です。うちの奥様から2枚のリクエストがあり2枚購入しました。1枚は彼女の会社の同僚の美女がほしいということでしたので。ちなみに同僚の方の分には僕の「マイウエイ」か「酒と泪と男と女」でも吹き込んでおこうと思います(笑)

買ったお店の店員さんから日本語で「ありがとう」といわれてうれしくなってしまいました。今回飛行機の中でも、空港でも、お店でも日本人とわかると地震と津波の被害を聞かれます。そして君の家族や友人は無事なのかとも。とてもとても沢山の質問とお悔やみの言葉をいただきました。それと同じくらいあるのが、「どうして日本の電力会社の社長はおろかなのか?だれが社長にしたのか?」とも沢山聞かれます。深夜のレベル7会見のあとはなおさらです。思わず「おれは東電のスポークスマンじゃない!」といいたかったです。ホームステイ先の奥さんからも「こんばんは福島と東電について、ゆっくり話そう」とも言われています。東電に限らず、電気やガスなど半官半民みたいな会社のえらいさんは危機管理能力や、現場対応能力で選ばれたのではなく、経済界のマネーゲームというかイス取りゲームで選ばれた感じがしてなりません。日本の世界でしのぎを削る企業のほうが、現場対応や危機管理が優れているのではと思います。

オーストラリアの企業や政府の人に会うと危機を前提にすべて構築している感があります。以前あるテロ事件のあと某大使館の武官の人と渋谷の居酒屋で飲んでいるときに「大使館の警備がテロの現場と遠い日本なのに過剰ではないの?」と聞くと「テロというのは一番起こりそうもないときに、一番起こりそうでない場所で発生するからテロであり効果を挙げてしまうので、万が一に備えておく。そして大使館が無事ならばテロのときに自国民を保護できるので」といわれてなるほどと思いました。

そういえばスポーツでも危機管理があります。昔、中学生のころバレーボールをしていたときに、当時の全日本の松平監督の中学生バレー教室に行ったことがあります。そのときフライングレーシーブの練習を全員に多くの時間やらせていました。ある参加者が「フライングレーシーブは本当に必要なんですか?」と聞くと松平監督が「フライングレーシーブが実際のゲームで得点に結びつくのは100分の1以下、ひょっとすると1万分の1以下かもしれないです。でももしオリンピック決勝戦の14対15、あと1点で金メダルというときにその1万分の1のチャンスが来るかもしれないし、1万分の1の得点を失うかもしれない危機が来るのでそのためにフライングレーシーブをします」と答えられていたのが今でも心に染み付いています。ですから僕の撮影でも、すべてその心構えでしています。いわんや危険なものを取り扱う企業のTOPは1万分の1どころか10億分の1の確立の危機にも備えてもらいたいです

もう後手後手ですが、危機管理能力を最優先で電力会社はじめ企業のトップは選んでもらいたいです。



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by masabike | 2011-04-13 14:08 | タスマニア | Comments(0)
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