SO WHERE THE BLOODY HELL ARE YOU


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昨日オーストラリア政府観光局の新しいキャンペーンの記者会見に行ってきた。キャッチフレーズは`SO WHERE THE BROODY HELL ARE YOU?`日本語に意訳すると「で、なんでオーストラリアに来ないの」
いままでのオーストラリアのキャンペーンと違っていたので興味深かった。今までは「オペラハウスを見に来ませんか」「エアーズロックを見に来ませんか」だったけれど、今度は体験指向型旅行者(エクスペリエンス・シーカー)を狙ったもので、何かを体験しにあるいはオージーとの同じ体験、マインドを共有しませんかと言うもの。単にきれいなものを見るのではなく人間同士の体験のふれあい、自然を媒介とした地元の人とのふれあいを歌っている。今回2月アメリカを旅して、ロサンジェルスからメルボルンに戻ったときはくたくただった。そのときメルボルンの現像所のオージーのスタッフがみんなで日本食で、お帰りなさいパーティーをしてくれた。そのとき彼らが口々に「Welcome to home」と言ってくれた。そのとき自分でも「あーここは今自分にとってはホームなのか」と実感した。そして彼らは、「ワインも日本酒も冷やして待ってたよ」と言ってくれた、まさにこれが今回のキャンペーンのテーマー「で、なんでオーストラリアに来ないの」だと思う。まさに準備はできたから遊びにおいでよ、本当に東京から北海道の友達に会いに行く、そんな気軽な気持ちで心と体験を共有しに行く感じでオーストラリアに行くといいのかもしれない。キャンペーンのCMでラクダツアーのスタッフが「ラクダもシャンプーしといたから来て頂戴ね」と言うのがほほえましくて笑ってしまった。でも自分自身のことで考えると、確かに大自然がすばらしいだけだったら、18年もこの大陸に通わなかったと思う。大自然を撮影して、パブに戻ったとき一緒に飲んだ隣の見知らぬオヤジ、田舎道であった羊飼いのお兄ちゃん、みんなそんな人との係わり合いがよかったので通い続けたのだと思う。そういえばうちでホームパーティーをよく行うようになったのも、オージーたちがすぐ知り合いを呼んで家でバーベーキューをするオージー流のホスピタリティーを体験してからだ。
by masabike | 2006-03-28 07:53 | Comments(1)
Commented by ゆうこ at 2006-03-29 09:42
かなり話題をようんでるTV CMです。 UKやUSAで一部の表現が放映禁止用語となっているので、その言葉になると音声を消して放映してるそうです。 ”BLOODY"とか”HELL"が対象の言語だそうです。。。 そこがAussie の Sense of Humour なのに。。。
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