
昨晩全部ギャラリーの写真を撤収して今朝業者さんが取りに来て写真展は終了しました。毎回毎回そうですががらんとしたギャラリーを見ると脱力感とむなしさがこみ上げてきます。祭りのあとという感じです。でも祭りのあとは次の祭りの始まりです。帰りの飛行機で次の祭りの戦略を立てます。やはり攻撃は最大の防御で、最大の成功への近道だと思います。
今回は最終的に先ほど集計すると焼く2000人のお客様がお見えになりました。今回はロッテのアベニ-ルと言うブランドビルでしたので学生さんやアート系のお客様に加えてハイクラスなお客様も多かったです。でも皆さんとてもしっかり写真とその写真のバックグラウンド、写真家のメンタルな部分をよく聞いてくれました。本当に韓国語が僕は出来ないので言葉の壁は若干ありますが、お客様の聞きたいことはボディーランゲージでよくわかりますし、伝えることが出来たと思います。本当にある意味ストレスなく写真展が開催できました。早く日本での写真展でももっと写真を楽しむと言う観点で写真展を見に来ていただきたいと思います。写真展は作品を見ていただきフォトグラファーの心を知っていただくもので、作例で撮影データーと撮影地のティーチングをするものではないということを自分の母国の人に強く思っていただきたいです。
でも岩の若い人はあまりデーターにこだわらないので、とてもほっとします。ただ写真家にも責任があり、作品ではなく作例ばかりとってデーターをひけらかして勝負する人がいます。やはり写真展や写真集は、ゴルフで言えばトーナメントです。ですからトーナメントプロの肩書きでレッスンプロの仕事をしてはだめだと思います。トーナメントプロはまたそれで大変な仕事です…トーナメントプロにもレッスンプロにもなりきれない人が多いのが日本の写真界特に風景写真界の現状かもしれません
そんなわけで僕もより見に来たお客様を失望させない作品作りにより挑戦しもっと高みを目指したいと思います
そしてそんな熱い心を保てるように韓国を離れる前に熱い食事を取りました。いつまでも熱くいられるようにと。キムチチゲソバ。5000W(450円?)
もう辛くて辛くて、お腹の中も心も赤く燃えました。韓国の皆さんどうもありがとうございました。また写真展開催しますのでよろしくお願いします。カムサミダ!!