やっと着いたよアデレード

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FUJIFILM F200EXR


日本からはるばるシドニー乗換えで15時間。南オーストラリアの州都アデレードにやってきました。途中シドニーで通関と入国審査が混んでいて、乗り継ぎ便に乗り遅れるという恐ろしい事態もありましたがやっと乗り換えてアデレードです。

よくお仕事で海外行けていいですね!といわれるのですが毎回ゆうつになります。それはと飛行機の搭乗通関が大変だからです。ちなみにどのような手順でするかといいますと以下の通りです。ちなみに手荷物は40~60kgですあと機内持ち込みのカメラバックです

1)空港には国際線3時間前、国内線2時間前に到着にします
2)成田まで車で行き、格安駐車場に預けます
3)空港税関でカルネ通関の手続き。カメラ機材等工業製品高額商品を海外に持ち出すとき、持ち出し品リストを作り税関で検査を受けます。持ち出す全てのカメラ機材の製品番号、金額を記載したリストを制作し税関員が、現物と照らしあわし確認します。(ちなみにこのリストを作るのに出発の7日前までにカルネ協会に書類を申請します。結構高いです2~3万円です)
4)カルネ通関後、カメラバック等を最終パッキングします。
5)空港航空会社カウンターへ。カンタスさんの場合エクセス(荷物の超過キロ)のサポートをいただいているので、事前に申請した重さと相違がないか確認します。(これも出発前にカメラバックやケースのそれぞれの重さと、縦横高さの大きさを申請します)
6)サポートされていないほかのエアラインでの場合は大体ここでひと悶着あります
7)搭乗セキュリティーチェック。海外だとここでまたその国ごとの保安基準が異なり、引っかかり大騒ぎになることがあります。ちなみにマナブサンのブログで紹介されたストーリー「フォトキナへの道」のあと、西オーストラリアパースの空港で登場セキュリティーチェックで、僕の体から爆発物化学反応(オーストラリアでは抜き打ちで、搭乗前に乗客の体を特殊なセンサーで調べ爆発物化学反応の有無を確認します。ホントです)が出てしまい、別室へ。検査院、おまわりさん、SWAT,空港長か質問尋問攻め。荷物は全部飛行機から降ろされてしまいました。薬物反応の原因は、体に塗ったダニよけのスプレーでしたという、笑えないような笑える話です
8)これでやっと出国審査~搭乗です。そしてさらに
9)現地到着 オーストラリアの場合 入国審査 かなり厳しいです 僕はビジネスビザとタスマニア州からの親善大使なので各機関サポートお願いしますレターを持っているのでそれを見せます
10)荷物をベルトコンベアーからピックアップ。ここでたまに国によっては荷物が出てこなくてブルーになります。荷物を全部確認するまで心は重いです
11)ここで入国の税関カルネ審査。また再びリストとカメラ機材全部照合します。どの国でもそうですが税関印のご機嫌が悪いとかなり時間が食います。たとえばクリスマスなのに働いているとか、朝奥さんとけんかしたとかetc・・・。
12)さらにオーストラリアでは食物検疫検査があります


この手順を全て踏んで現地に入れます。帰りは全てこの逆です。そして毎回いろいろトラブルが生じます。こんなわけで飛行機乗る前はかなり欝になります。だから現地到着でぐったりです
そんなわけでアデレード着いて一安心。空港でカプチーノ飲んで一息。そして巨大な荷物一式を持ちランドクルーザー君とご対面に向かいます.ちなみに今回のランクルはプラドでインタークーラー付き アウトバック使用カンガルーバンパー&燃料タンク180リットルです

ちなみに今回の機材は下記の通りです
35mm
Nikon F2 F6 D700
Nikor14~24mm 28~70mm 80~200mm 300mm Zeiss 50mm
FUJIFILM TX-1 2台 
TX-1 lens 30mm 45mm 90mm
645
PENTAX 645NⅡ 2台
35mm 45~85mm 120mmMacro 200mm 300mm
その他
FUJIFILM 3Dカメラ 2台 F200EXR
EPSON P4500 2台
フィルムはベルビア50で180本です
以上です

今回F6とD700は初めての砂漠実戦本格投入です。働きを期待したいです

ちなみにマナブサンのブログのフォトキナ撮影のときは
下記のとうりのフル機材です。うちに機材ほとんど全部もって行きました

35mm
Nikon F2  F3P×2 FUJIFILM S5pro ×2

レンズ
SIGMA12~24mm
Nikor14mm 20mm 20~35mm 28mm 50mm 105mm Macro
80~200m 300mm 400mm 500mm
FUJIFILM TX-1 ×2 
30mm45mm90mm

PENTAX645NⅡ ×2
35mm55mm 45~85mm 75mm 120mmMacro
200mm 400mm

フィルム プロビア400X ベルビア100あわせて700本でした
ちなみにこれプラスタスマニアのうちのサポート隊より撮影現地に3脚3本(ジッツオ、ハスキー、マンフロット)が送り届けられます

こんなわけで毎回撮影は大変なのです。だからたくさん食べます(爆)

撮影協力
南オーストラリア州政府観光局


カンタス航空


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by masabike | 2009-11-14 18:08 | アウトバック | Comments(2)
Commented by Pombo_Brasil at 2009-11-14 21:11
これだけのことを個人ベースでやられることに素直に脱帽します。
Commented by masabike at 2009-11-17 22:56
ブラジルさんへ
毎回とはいえ、手ぶらで旅に行きたくなります
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