Photo by アツシ
おかげさまで、6日日曜日の土門拳記念館での講演会は無事好評のうちに終了いたしました。先日もブログで書いたとおり、仙台や米沢そしてタスマニアからもお客様が来て満員御礼で終了しました。
今回は日本で最も権威あるギャラリーでのトークショウということで、タスマニア州政府観光局日本ならびに韓国局長のアダムパイクさんもお越しになりご挨拶をしていただきました(ただおかげでなんちゃって同時通訳というより同時意訳をすることになりました)
今回のテーマは「私の一枚」ということで自分の一番気持ちの入った作品をお見せいたしました。トークショウのコンセプトはテクニックではなく気持ち(心)で撮ること。デジタルでもアナログでも写メでも同じ。そして時間をかけて撮影地と気持ちがシンクロすることを心がけて撮ること。また人物では必ず相手と目を見て気持ちを通わせて撮ること。隠し撮りとか、望遠で目線を合わせていないなんてで作品と呼ぶには難しいというようなお話をしました。
またしっかり自分の足元(地元や家の周り)を撮るようにお話しました。そして心が通った写真が撮れたら一番楽しいと。ゆえにコンテストのショウ狙いの作品なんてあざといとかなり強い話をしました。これはコンテストがいけないということではなく、いい写真が撮れたらコンテストに出そうが写真展に出そうがいいと思いますし、其れで賞が撮れたら幸せだと思います。ただアマチュアやプロの中にも賞を狙うために無理して自分のテーマを曲げて撮る人もいます。賞金稼ぎみたいな人です。何か其れはとても悲しい写真で、楽しい、感動したという気持ちが入っていないので止めてほしいと思いますといおうことをお伝えしました
えらそうな意見ですが、アマチュアなので何にも縛られないので自分の心に正直に撮り、心のある写真を撮ってもらたかったからです。プロになるとどうしてもお金のために撮る事もたくさんあります。お金としがらみにとらわれず、心のままに撮れるのはアマチュアの人の特権だと思います。
そんなことを交えて話した2時間でしたがあっという間でした。
またいつかどこかで辛口トークショウしたいと思います(皆様の町で辛口トークショウご希望があれば、バナーのコンタクト先よりメールください!!地球上であればお伺いします(笑い)
最後は富士フイルムさんの僕の作品の掲載されているパンフレットにサインして(えらそうですいません)終了しました。またいつか酒田でトークショウしたいと思います。そのときはまたよろしくお願いいたします。またご来場くださいましたお客様には心より御礼申し上げます。
今回のイベントをばねに土門さんの名前に恥じない写真を撮りたいと思います。皆様応援のほどよろしくお願いいたします。
追伸
えらそうに今回は土門拳記念館に自分の写真も飾りました。すいません
次回 相原正明トークショウは
10月17日富士フイルムスクエアで開催いたします。お申し込みは富士フォトサロン(電話03-6271-3351)までお願いいたします
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