雨、雨、嵐、稲妻

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2月11日車に乗りながらおぼれそうな雨を体験した。カカドゥで何とか1回稲妻が撮影でき再びダーウィンに戻り、雨雲稲妻ウォツチング&ハンテイング。夜明け前に再びフォグダムの大湿原地帯で雷を狙う。夜が明けるころ、巨大なそして今までの人生で見たことも無いようなおどろおどろしい雨雲が、地平線の彼方からまるで巨大な竜のように空を踊るように、こちらに向かってきた。雲を見て膝が震え、息が止まりそうになったのは生まれて初めて。地球の意思を見せ付けられた。思わずひれ伏し拝みたくなった。4ロールほど撮影すると、突然バケツをとゆうよりもプールの水を一気に頭からぶっ掛けられたぐらいの雨。車の中にカメラを放り込みただじっと雲を見て震えていた。残念ながらこの雲の写真はフィルムでしかもパノラマカメラで撮影しているのでブログにはアップできない。(是非生の写真を見に10月からの富士フォトサロンでの写真展お越しください)
 ワイパーをハイにしても運転ができない。1時間ほど車で待機。あまりの雨で思わず外を見ながら溺れそうな錯覚でイキを止めてしまった。今朝は雷よりもすごいものが撮れた感じがする。まさにアウトバックの神様が「君が考えている以上にすごいものがココの大陸にはあるんだよ」と言われ見せ付けられた気がした。でも自分にとっては最高のご褒美写真。雨が上がった。うそみたいな青空。早くまちに戻り冷たいビールを飲もう。今日は少し奮発してタスマニアのカスケードプレミア(ここではほかの州のビールに比べて少し高い、なぜならタスマニアはここから5000キロ以上離れている。運賃分高い)
by masabike | 2006-03-10 10:59 | Comments(0)
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