雨季の夜明け カカドゥ国立公園

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朝キャンプ場のバンガローを出ると外はまさにミストサウナ。気温は26,7度だが湿度90%。
体からカビかきのこが生えてきそうだった。99年雨季のカカドゥに来たときテントで寝ていた。朝起きると自分の汗がテントの床にたまっていた。もちろん夜もしらふじゃ眠れない。うちのアシスタントとバーボンをストレートで一気飲みして、車に乗りエンジンをかけてエアコンを入れ体を冷やし、睡魔が襲いふらふらになったらそのままの勢いで倒れるようにテントに入り寝る。そんな感じだ。

この日も撮影ポイントのマムッカラ湿原に来た。ここは野鳥もいるけどワニもたくさんいる。何よりも蚊がすごい。あっと言う間に100匹ぐらいやってくる。だから撮影前にスッポンポンになり、体中虫除けクリームでコーティングする。そうしないと短パンの隙間から沢山蚊がはいり大事なところがぼこぼこに刺される(過去に経験アリ)。それからカメラのボディーにも少しつけておく。そうしないと人間の体臭でカメラにも蚊やハエが大量にたかり現像したら写ていたということもある。
この日は撮りも撮影したかったが、10月からのパノラマ写真展用に湿原の朝を撮りたかった
キャンプ場を出たときは真夜中だったがいまは空が明るくなり。雨季の雲が重く立ち込めている。朝の雰囲気の撮影はうまく行ったが、野鳥は少なく少しがっかり。それやりも決定的な稲妻が撮れていないので気がやきもきする。でもなんとなくオーストラリアの大地の神様とは相性がいいので何とかなりそうな気がする。(こんど相性占いで見てもらおうと思う)とりあえずキャンプ場にもどり夕方の撮影に200%集中するために体力を温存する。つまりお昼寝です。おやすみなさい。
by masabike | 2006-03-10 08:02 | Comments(0)
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