昨日は富士フイルムさんの新製品GF670のプロ用発表会がありました。富士フイルムさんのお歴々以外にも日本のフォトグラファーの重鎮の皆様もご参列され、銀塩フィルムカメラに対する思いを感じる一日でした。
シンプルな蛇腹式のフィルムカメラなのでデジタルみたいな、画像解析の説明や、ハイテク装備に対する説明はなく、富士フイルムさんがなぜ今これを出したかという熱い思いを伝える説明会でした。
特に設計された富士フイルムさんの浜田さんのカメラに対する熱い思いがとても印象でした。同氏は僕が今メインで使用しているフィルムカメラTX-1の設計もされた方です。ともかくこのGF670で銀塩フィルムカメラに奇跡の起死回生を与えるために作られた限定5000台の写真機だと言うことがよく分かりました。もう一度楽しく写真を撮ってみたい、もういちど操作しながら写真を撮ってみたいという方にはうってつけの写真機です
ただプロの写真家の中で、「音が静か過ぎるので、電子音でパシャとか音が出来ないのか?」とか「あおり機能をつけられないのか?」とかいう質問をする方がいたのにはかなり僕も含めて、30~40代の若い?フォトグラファーはビックリしました。本当にカメラのコンセプトが解かっているのかなと?ともかくこの驚くほどの静寂性のカメラを設計されたPLの浜田さんに絶賛の拍手をおおくりいたいと思います。この静寂性を武器にお寺や、寺院、教会あるいは小粋なお店の中で撮影してみたいです
軽い、静か、コンパクトこの3つがGF670のセールスポイントです。デジタルも撮りたいけど、モノクロ銀塩フィルムでましかく写真も撮りたいな、でも両方は持てないし、どっちを持っていこうかななんていう人にもオススメです。またこのカメラデジタル一眼みたいな分厚いマニュアルではないのが嬉しいです。またマニュアルの文字も大きいので熟年老眼の方にも安心です
発表会は最後は風景写真の大御所白旗史朗氏のGF670の成功を祈っての乾杯のご発声で幕を閉じました
あすからGF670を持って北海道に撮影に行きます。札幌トークショウにももって行きます。ぜい3月14日のホワイトディー トークショウGF670見に来てください
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